猫の足跡
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| 2002年07月02日(火) |
治部煮はサビ抜き希望というホンネ |
学生時代の友人と久しぶりにご飯。
あまり飲めないコなので、お食事中心にゆっくり語り合えるところ…ということで、銀座の加賀料理でしっぽりと和食のコースを食べてきました。
先付け、お造り、治部煮、焼き物、蒸し物、揚げ物、お食事、水菓子… 飲み物は、軽くてさっぱりした白ワイン。
あまり混んでいなかったので「お料理をゆっくり出してください」と頼んで、6時から3時間ゆったりとお食事しました。
やっぱり和食は良いものだなあとしみじみ。なんたって落ち着いて食べられるし、話ができます。
ただ…。近くの席に来た4人連れには参りました。40代後半と思われるサラリーマン2人+40歳くらいの白人男性+アテンド兼通訳のキャリア風女性という組み合わせ。まあ、間違いなく接待と思われます。英語と日本語で、料理などについて和気藹々と語らいながら日本食を!はいいのですが、どうもそのアメリカ人(行動と英語のアクセントから勝手に断定)TPOをわきまえないジョークのセンスをお持ちでした。
後ろを向いていたので、それがなんだったのかはよくわからないのですが、とにかく、ボタンを押すか何かすると動物の鳴き声のするおもちゃをお持込みになられていらっしゃいまして、話している最中に突如「ブモー」とか「ブヒヒヒーン」とか「ベェベェ」など異音を発するわけです。
一度なら、「アメリカンジョークかしら、品が無いこと」で済むでしょう。二度目は「接待相手がお追従で笑ったからって調子に乗っちゃって」。三度目になると「どこだと思ってんだよ、この馬鹿。山出しっ!」になります。背中を向けているのをいいことに、「一度や二度ならともかく、接待だからって場所をわきまえないのはマナー知らずよね。外国人じゃなかったら絶対に許されないわね」と聞こえる大きさの日本語で文句言っちゃいましたけど、その後も2回ほど牛の鳴き声がしました。
私らはまだ気の置けない友達関係だったからよかったものの、奥のほうにいた中年カップルの男性は、店員さんに文句言ってましたからねぇ。接待アテンドの女性が肩身狭そうだったなー。 まあ、ヘンな外人は別として、旧友との邂逅を存分に楽しむことができました。帰りは銀座から東京駅までふらふらと散歩のように話しながら歩いて、それも良かったです。
先週の対人運が打って変わって好転したかな。だといいのですが。
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