猫の足跡
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今ごろワールドカップTOTOの打ち上げ会がありました。
幹事が「ワールドカップに相応しい場所にしましょう」とお膳立てしてくれたのは、六本木のブラジル・パブ。料理食べ放題とボサノバの生演奏が売り物の店でした。
連絡が回った段階で「ねぇ、ブラジル料理ってどんなの?」という質問が寄せられること数件。「うーん。多分、肉、マメ、肉、肉、肉って感じ。結構しょっぱかった気がする」とかつて鹿島スタジアム近くのブラジル料理店に立ち寄った際の印象で、暗に期待しないほうが良いことを伝えたのでしたが。
まず。開始が6時。これ、会社の若手の悪い習慣なのですが、世の中、その時間から飲むヤツいないって!特に六本木界隈で外人様御用達の店じゃあ…。何度言ってもわからないんだよね。 で、案の定、われわれが最初のお客さんで、なんとなく手持ち無沙汰の気まずい雰囲気から、宴会が始まりました。
最初、出てきたのは「サラダ」「ポンテ・ケージョ」「フライドポテト」その後、米にマメのシチューをかける料理が出て、以後、刀状の串に刺して焼いただけの肉が鳥・牛・羊・ブタと、これでもか、これでもか、ってな具合に出てきます。せめて美味しい肉ならいいんだけど、カタいし、味は塩・こしょう・ガーリックだけだしね。
「おかわり自由です」って言われても、あっという間に「もういいです」状態。男の子が良く食べるコだとそれでも楽しいんだけど、うちの青年達は女の子より少食だし。しかたないんで、膨れた腹をおさめるために、フローズン・ピンガ・カクテルのピッチャーを頼んで女の子だけでぐびぐび飲んじゃいましたが。こりゃ、店は儲かるわ。
で、もう勘弁してください状態で出た結論は2つ
その1:草原の国のメシはまずい。海と山と川で入り組んだ地形の国のメシはうまい。 その2:サッカーは肉食人種のものである、中田クンの野菜嫌いは正しい。
文句ばっかり並べてもしょうがないので、良かったことを挙げましょう。ボサノバと場内の画面で流されるワールドカップの決勝は、なかなか雰囲気がよくて、好きでした。いかにもブラジル人御用達っぽくて。
ゆっくり食べて飲んで、9時過ぎにお開き。うわー、これからまだ一仕事できちゃうよ。と転職5年にもなるのにまだ前職のカルチャーを引きずっているワタクシでした。
酒にマメに肉にくニク…。きゃーっ!便秘が恐い。
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