猫の足跡
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2002年07月21日(日) |
早くもシーズン終了かよっ!!! |
昨日のアロウズっていうよりハインツの意図的予選落ちはナンなんだっ!!!神様、お願いですから、シューさんに分け与えている幸運の1割、いや1%でもハインツに分けてあげることはできませんでしょうか?
そして、バリチェロにも。
フェラーリもちょっと酷いのではないかしら、あんなにバリチェロにミスしちゃあいけないよね。幾らシューさんが一番手とは言っても、両方ちゃんとやってこそのトップチームだと思うのだけれど。
さて、レースはやはり面白味に欠けました。
だって、予選はともかく、今やシューさんが普通にやって戦える相手って、同僚のバリちゃんだけじゃない。そのバリちゃんを早々にガレージに引っ込めちゃうんだから、他に見るものありませんって。
モントヤもこういってはナンだけど、予選番長になってしまっているし。やんちゃな弟なんぞ全く恐くないし、DCは格下、キミはまだまだ青いってところでしょう。
今日だって、白線ペナルティさえなければ、シューさん一人旅だったはずだし。はあっ、とため息でちゃいます。まあ、結果、キミ・ライコネンに先に行かれて、最後の見せ場はできて良かったってことなんでしょうか…。いやー、キミってば悔しかったろうなあ。初優勝までラスト5周で痛恨のミスだもん。
というわけで、シューさん、F1ファンの罵声とため息の中、早くも今シーズンの総合優勝を決めてくださいました。だからさあ、おもしろくないんだってば。シューさん一人勝ちは。これで、この後、全部バリチェロに勝たせるなんていう茶番見せられちゃったら、ホントにドイツとイタリア以外のF1ファンいなくなっちゃうぞ。
もう、これから後の全レース、シューさん最後尾スタートにしましょうよ。
…と、ここまでは、単なる一観戦者の身勝手なコメント。
レーサーとしてのシューさんについては、賞賛以外の言葉はありません。あの伝説のレーサー、ファンジオに並ぶ5度目の総合優勝。そして今なお塗り替えつつある優勝回数記録。
周りがつまらないだのなんだの言うのは全くの雑音で、シューさんにとっては、一つ一つのレースに集中して、きっちり勝利を手にしている、ただそれだけなんでしょう。もちろん「きわどいバトルが少ないなあ」と思うことはあるだろうけれど。
というわけで、シューさんは、また、マニクールの表彰台で泣きべそかきました。恐らく、一つ一つの勝利が重くなっているんだと思います。確かに、いくつもの表彰台を経験すると、勝ちレース、負けレース、コーナー1つ1つに失敗と成功が思い出されるでしょうし、その時々のスタッフほか周囲の支えなど若い頃には見えなかったものが色々見えるようになったのでしょう。 シューさんを批判する人はなんとでも言えばいい。でも、分野もスケールも全く違うけれど、同じ歳の働く人間として、彼が涙する気持ちがほんの少し分かる気がします。
さて、レーサーとしては円熟期に入り、若手の台頭もあり、これからのシューさんには、素晴らしい幕引きを期待しましょう。当然、ミハエル・シューマッハーの名にかけても、きれいさっぱり勝ち逃げなんてことはせず、老醜ばりばり、いつまでも憎らしく若手イジメをしていただくということでよろしく。
ただね。シューさんのせいかどうかは別にして、つまらないことは確かなんですよ。今年のF1。お〜いっ、他のチームもっとがんばれよ。特にモントヤ、意味なく「不敵な面構え」してても駄目なんだ! 早く好敵手になってくれ〜!
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