猫の足跡
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2002年07月23日(火) 脱毛体験

 週3回スポーツクラブ通いを続けていると、非常に面倒くさいことがあります。

 それは、脱毛。

 特に、私の場合、プールが中心なので、きっちりケアが必須です。普通の洋服レベルのケアとちがって、完璧にケアしようと思うと、男の人のひげじゃないけど毎日のお手入れをちゃんとしたほうが当然キレイです。

 で、面倒くさいんですよね、あれって。剃刀、毛抜き、フォーム、電気脱毛器などいろいろ試したけれど、どれも一長一短だし。

 というわけで、思い立ったのがレーザー脱毛。俗に言う「永久脱毛」ってやつですね。幸い、幼馴染に昨年から永久脱毛にチャレンジしている「実験台」がいるので、早速リサーチすると「いいよぉ。蚊取犬ちゃんも、絶対やったほうがいいよ。1回のレーザーで1ヶ月はキレイだし、5回くらいで、もう全然生えてこなくなるから。お肌もすべすべになったよ」と太鼓判。

 そうかそうかと、俄然やる気になって、今日、脱毛サロンにはじめて足を踏み入れました。

 マンションの1Fにあるサロンなのですが、オートロックのあけ方が分からない。高級感を出して、「知る人しか分からない」ようになっているようなのですが、ちょっとやりすぎ。
 ようやっと、中に入るとまたもや重厚な感じがするオークの扉があって、それを開けると、中はふかふか絨毯に、キレイなピンクの制服を着たおねぇさんがにこやかに微笑む…。やっぱやりすぎだってば。

 カウンセリングとパッチテストの予約がしてある旨を告げると、問診表のようなものを書かされ、脱毛の知識が記された冊子を渡されて、ソファで待たされることしばし。で、ぱらぱら見ていると、高級歯医者の受付嬢のようなおねぇさんがクリップボードを手に、「蚊取犬様。どうぞこちらへ」とご案内してくださいます。

 連れて行かれたのは、個室。面談室みたいな感じですね。もうちょいまともなのが来るかと思っていたら、そのおねぇさんがそのまま席につき、説明をしてくれます。…が、ウェブ上で説明されてるレベルでしかない、とおりいっぺんのマニュアルトークなんですね、これが。値段やリスクなどについてちゃんと説明してくれているし、一応しっかりした感じのおねぇさんではあるものの、やっぱ、限界ってものがあって、「もうちょっと勉強してください」と言いたくなってしまいましたね。だって、そこらのウェブ上で調べてわからなかったことをこっちが聞くと、すぐわからなくなっちゃうんだもん。まあ、そこが医者でないエステ系の弱みでしょう。納得済みできたのだから文句はいうまい。

 で、新たにわかったことがいくつか。
 1)レーザー(エステ系はフラッシュライトという名称になっていますが)は、毛のメラニンに効くので、色の薄い産毛はちゃんと脱毛されないケースが多い。
 2)同様に、肌が黒い(日焼けしている)と、肌がレーザー光を吸収してしまうので、脱毛できない。

 つまり、
 1)人よりも毛が薄い方である私の場合、脇はともかく、腕(特に二の腕)は高い値段を払うだけの効果があまり期待できない
 2)春から着実に焼いていい色になっている私の場合、これ以上焼くと脱毛できなくなる(「長袖着たりして、自然に焼けるのにも注意してくださいね〜」とにこやかに言われてしまいました。無理だってば、私、太陽大好きだもの)
 ってことで、「腕全体17万円」をやるべきかどうかに関しては、う〜むむむということになりました、が、とりあえず、パッチテストをやってもらうことに。

 施術室に案内され、上着をとってキャミソールだけになり、ベッドに寝ます。おねぇさんが、冷たいジェルを脇に塗ってくれ、ちょっと痛いですよ、といいながらレーザー照射が行われました。「バシッ」という照射音と「ちりっ」と毛の焼ける感触。確かにちょっと痛いわ。特に毛の多いところは。
 右脇の半分くらいを焼いてくれた後、腕のテストに。こちらは二の腕と上腕一箇所ずつで、痛みもほとんどないかわりに、どこやってもらったかわからない…。う〜ん、やはり脇だけにしようかなあ。

 終了後はいろいろとセールスされて大変かなと思っていたら、「もし、問題なくご契約いただけるようでしたら、次の毛が生えそろう3週間くらい先に予約を入れてください」とあっさり解放されて拍子抜けしました。

 さて結論
 ・店の営業方針には好感が持てる
 ・担当のお姉さんはやや力不足
 ・お値段はまあ手ごろ
 ・脇しか効果がないかもしれない
 今後の契約に向けて悩むところです。次は医療レーザー系のテストを受けて、それから決めましょうか。


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