猫の足跡
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2003年04月27日(日) 長靴を履いた少年に会いに…

 朝6時30分起床。髪を洗い、朝ご飯。コンチネンタルかと思ったらものすごく充実していた。ハム数種類、チーズ、果物数種類、ゆで卵、目玉焼き、ヨーグルトにシリアル…。とするとお客はアメリカ人が多いかな、と思ったが、周囲は中年のドイツ人カップルばかり。小規模ツアーの模様。単に、日曜の朝早くから起きだしてくるのは日本人とドイツ人だけなのかもしれないけれど(笑)。
 朝食後に近辺を散歩する。天気、晴。湿度の低い気持ちの良い朝だ。宿泊先は、観光の目玉の1つでもあるゴシック地区王の広場の脇にあり、非常に良い散歩になった。治安がよくないと聞いていたので、ちょっと緊張しながらの散歩だったが、警察官が朝礼をやっていたりしてかえって安心なような気もする。エスタンコ(街中のタバコ屋)でテレカと絵はがき、新聞を購入。私のスペイン語も結構通じるじゃん、とうれしくなった。さっそくテレカを使って公衆電話から家に電話をかけ、母におはようというと、時差に驚いていた、おいおい。

 散歩から戻り、チェックアウトしてタクシーで駅に向かった。途中でガウディの建築群がある場所を通過したのがちょっとうれしかった。こんな建物が普通の建物と共存しているなんてすごい。そして、街に街路樹が多く、緑とのコントラストが非常に美しい。もっとバルセロナで時間をとればよかったかなあ、と少々後悔した。
 国鉄のサンツ駅は、治安極悪と聞いていたが、そこまでではなかった(もちろん怪しい人もいて、治安が良いわけではないけれど)。切符売り場も噂のようには並んでいなかったし。安心した反面がっかりもしたので色々うろついてみた。まずは、F1向けに近距離切符の回数券(BONOTREN)を事前に入手しようと、窓口へ。おっさんとの意思疎通がうまくいかず、普通券を3枚売られそうになってしまい、寸前で身振り手振りを交えて必死で阻止してなんとか購入。その後、切手を探したのだけれど、とこにも売っていなかった。「普段はあるんだけど…今日は日曜日だから」となぞの発言をしたお姉さんもいたがあれはどういう意味だったんだろう…。

 アリカンテ行きの特急EUROMEDは、全席指定。ホームに改札があり、そこで荷物のX線チェックもあった。1等車はゆったり座席の間に机があるゴージャスな造り。2等車ですら2列×2で、わが日本の誇る新幹線よりはるかに優雅。きれいなお姉さんがイヤホンだの飴だのを配りに来てくれるし。
 ただし、運行はわれらが新幹線に軍配。最近のスペインの列車は正確になりましたよ〜と聞いていたが、出発は20分遅れだった。途中も特急とは名ばかりのちんたら走行。特急よりも、並行して走る高速道路をぶっとばす車のほうがぜんぜん速い(笑)。
 窓から見るバルセロナ近郊は、「駅周辺→貧困地区→畑」という展開。そして、30分くらいで地中海!太平洋並みの雄大さと、瀬戸内海並みの静けさを持った美しい海が見える。天気がよいせいか、海では早くも水着で遊んでいる人がちらほら。よーし、私もやるぞ。と。

 さて、ちんたら走行だった割には、どこで時間を稼いだのか定刻でバレンシア到着。駅のコインロッカーに荷物をぶち込んで、まずはスタジアムまでチケットを入手しに行く。地下鉄はなかなかきれいで、便利。駅からは中央に広い緑地帯のある道路を数分気持ちよく歩いてスタジアムに到着。人が大勢いるので、切符売り場周辺が混んでいるのかと思えば、前の広場でのみの市が行われていて、そっちの賑わいだった。のみの市は、正直、なぜこんなガラクタを?というような、本当のガラクタ市またはぼろ市。

 切符売り場は、ほんの数人が並んでいるだけ。アラベス戦ということで、若干チケットは安めの模様(対戦相手で値段が違うというシステムはなかなか恐ろしいが慧眼だと思う)。せっかくなのでよい席をとりたかったけれど、残念ながらかなり上のほうの席になってしまった。GRADA DE LA MAR ALTA 28EURO。日曜なので、周辺の店などはみんな休み。カフェだけが営業している。昼時なので、立ち寄ろうかとも思ったが、混雑しているので、駅周辺でいいやとチラ見するだけにとどめて戻る。
 が…これが失敗!駅の一つ手前、COLONという繁華街の駅で降りたのに、ゴーストタウンのよう。誰もいない、どこも開いていない(泣)。そして、バレンシアの町は昔の旧市街のつくりをそのまま残しているので、まるで迷路のよう。自分でこっちだろうと思う方向と、たどり着いたところが会っていたためしがないのだ。方向感覚には自信があったのにぼろぼろである。疲れて、結局は地元のファーストフードチェーン店らしいサンドイッチの店のテラスで休んでしまった。残念。

 町の雰囲気は都会ではあるものの非常にのんびりしている。これがスペイン第3の都市なのかと疑ってしまうくらい。非常に褒めた言い方をすれば、比較的洗練され、治安も良い感じで、ちょっとスイスの雰囲気もあるかもしれない。
 とりあえず、初めての街なので安全策を取って宿にはタクシーで向かった。だいぶ、スペイン語に慣れてきたというか、スペイン語の発音は日本語に近いので、安心して使い出したら、ここで思いっきり足をすくわれてしまった。
 ???ホテルの名前が通じない???なぜ?
 「rr」だけが巻き舌なのだけれど、私が言うとそうなっていないらしい。タクシーの運ちゃんに笑われた挙句、レッスンを受けてしまった。ちょっとでもスペイン語を話すと、急に話し好きになるのがこちらの人。タクシーの中でも散々話し掛けられた。やはり、SARSが気になるようで、マスクはしないのか、など。いらぬ誤解を受けるのもいやだったのと、語彙が少ないのとで「病気は中国人。日本人は病気じゃない。日本人は清潔だから」と差別的な発言をしてしまったのだけれど、運ちゃんにはつぼにはまったらしく、「うん、うん。確かに日本人は清潔で、中国人は不潔だ、わかるよ」と納得してしまった。ああああ(大汗)。本意じゃないんだってば、ねぇ、わかってよ!

 宿は、市内から2〜3キロほど離れた住宅街に位置し、なぜか警察の敷地内にある某ホテル。レセプションのお姉ちゃんが、黒髪のスペイン美人(夜や朝は痩せたおじさんと、小太りのおにいちゃん)。
 もらった部屋が廊下の突き当たりだったので、「またもや隅っこの小部屋に押し込めるつもり? 昨日は我慢したけど、今日は容赦しないぜベイビー、ダメな部屋だったら文句言っちゃうよ!」と戦闘態勢に入ったところが、案に相違して、広い快適なツインルームであった。30平米以上あり、バルコニーが付いていて、風をいれると気持ちよい。ズボンプレッサーが置いてあったり、バスルームもすごく広くて、気持ちがいい感じである。掃除も行き届いていた。
 椅子を外に出して、ここで座っていたら気持ちいいだろうなぁと、スペイン人のシエスタ気分がとても理解できる午後3時。しばしぼーっとする。

 ところが、荷物を開いて、貴重品をセーフティボックスにしまおうと思うと、エラー音がする。説明をよく読むと、使用前に一度ある場所に棒を差し込んでリセットしなくてはならないらしい。で、フロントに行って、おねぇちゃんに言うと、何回もボタンを押したからロックされてしまったんだ、5分待ってもう一度やれ、といいかげんなことを言う。アクティベータ-が要るはずだ、一緒に来てみてくれ、と言っても、「5分待て」の一点張り。ねぇちゃんじゃ、らちがあかないので、ほかの人がフロントに出るまで待つことにする。とりあえず、この宿非常に快適であること(つまり、掃除など従業員がちゃんとしている)、警察の敷地内で治安的には問題なさそうであることから、お兄ちゃんかおっさんが出てくるまでは、荷物に2重に鍵をかけて置きっぱなしにするというギャンブルをして、出かけることにする。サッカーのスタジアムに現生やパスポート、クレジットカード類一式持って出るほうがよっぽど危ないだろうという判断。
 このねーちゃん、本当に使えなかった。バレンシアカードというツーリスト向けの交通回数券も知らないし(ホテル化慣行案内所でしか買えないのに)。日本人がラテン系美女というとき真っ先に思い浮かべるような、豊満美人なんだけどなあ(彼女にフラメンコダンサーの服を着せてみたいとつくづく思う)。

 駅まではバスに乗ってみた。インターネットという便利なもののおかげで、事前に入手できたバス路線図を信じて、宿の近くにあるバス停でまつことしばし(12〜15分おきという路線ごとの発車間隔までわかっちゃう!)、ちゃんと来るではないか。確か、バスの乗車券は1EURO弱だったはず。と2EUROのコインを握りしめて、「オラ!(こっちのひとは、本当にいつでも気軽にこう声をかける)」と運転手に渡すと、ちゃんとおつりをくれた。簡単じゃん(当たり前)!
 あとは、自分が降りるべき場所(国鉄駅前の停留所)と帰りに通るはずの道を覚えるために、地図と風景とにらめっこしながらのバスの旅。『こちらのバス、案内放送がないから、どこで降りるかは自分で判断するか、運転手さんにお願いするしかない…』と聞いていたのだが、このバスは新しいものなのか、バス停案内の電光掲示板がついていた。車内にはテレビも付いており、いろいろなCMも放送されているのが面白い。(※バスによっては、古いものがあり、何も付いていないこともある。ただし、バスの運ちゃんはじめ、バレンシア人はみんな親切なので、頼めば(頼まなくても)教えてくれる)

 一度見たら忘れない可愛いタイル張りの駅舎と闘牛場にエル・コルテ・イングレス(デパート)があるので、降りるべき駅前のバス停はすぐに分かった。とりあえず、動きやすいように『BONO』というバスも地下鉄もOKの回数券(カード式、自販機でも買えるので観光客にはとても便利)を購入し、スタジアムに向かう。
 バレンシアの地下鉄はとてもきれい。清潔だし、明るいし。いわゆる欧米の地下鉄のような落書きだらけの荒んだ雰囲気(渋谷や新宿あたりの裏通りのガード下を歩くときの、背筋がちょっとぞっとする気分)はまるでない。乗り降りのときにボタンを押すこと以外は、日本の地下鉄のように考えてよいようだ。
 駅からは、先ほど通った道。いかにも観戦しに行きます!という家族連れや地元のおじさんなどが談笑しながら歩いていくので、流れに乗っていく。5時キックオフというものの、まだまだ太陽はぎらぎらと勢いが衰えない。スタジアム近くの露店で水(1euro)とバレンシアCFのバッジ(2euro)を買い、バッジを胸に付ける。ふふふ〜私もバレンシアニスタだ。バレンシアのマークは、コウモリと、王冠と、バレンシアの旗の模様。コウモリは、オレンジにやってくる「フルーツコウモリ」なのだそうだ。スタジアムでも、コウモリのマスコットが愛嬌たっぷりに歩いていた。

 スタジアムは、増設に増設を重ねた感じの古い建物。階段も急だったりする。もちろん、大画面スクリーンなどないし、選手や得点を示す電光掲示板すらみあたらない。ただひたすら、「フットボール」を「するだけ、みるだけ」のために造られているようだ。ここで、確かワールドカップ開催したはずだけどなあ…と不思議に思う私。
 さて、私の席は、けっこう上のほう。あまり良い席とは言えないが、傾斜がきついので、非常にピッチが見やすい。芝も気候のよさを反映してビロードみたいにきれいな緑。ただし、その気候の良さは、天空から降ってくる容赦のない日差しのおかげ…つまり観客はものすごく日に焼けることになる。先程地下鉄の駅で見た、現在の気温は29度、ここはどこの南の国だろう?まあ、湿度が低いから汗はかかないけれど…。
 お隣はおじいさんで、周辺も地元の常連さんばっかりという感じ。比較的安い値段の席で、頻繁に来る人ばかりなのだろう。東洋人が珍しいらしく、早速「どこから来たのか?」「フッボルが好きか?」「バレンシアのどの選手が好きか?」など質問攻めにされる。つたないスペイン語でもわかるように質問してくれるし、こちらのいうことも一所懸命聞いてくれるのがうれしくて、必死で話してしまった(笑)。

 しばらくそうして話をしていると、周りがざわざわし始めた。ピッチに出ている、大スポンサーさま「トヨタ(むっ!)」の布が外され、相手チームの選手が出てきて練習開始。その後、いよいよ、バレンシアの選手がピッチに入ってくる!!ああ、テレビで見ているバレンシアだ。生だよ〜。うわー。と、どきどきして頬が紅潮した。
 カニはリーダーの存在感を示して、アジャラは老練な猫科の動物のように、バラハは落ち着いた中にも気合を込めて…そして、アイマールはいつもの通り、あまり周囲に視線をやらず、軽い身のこなしで走ってくる…。あ、でも、ちょっと普段より足取りに軽さが見られないかも…。おや、今日はカリューなし?

 肝心の試合は、予想はしていたものの、かなりダメな内容だった。火曜日のインテル戦で総力を使い果たした我らがバレンシアの主力は、みんな動きに切れがない(※アイマールなど、翌日の新聞では「前半は長靴を履いているようだった」と書かれていた)。バラハもミスパス連発、ビセンテもだめ。かろうじてディフェンス陣はまともで、カニサレス、アジャラ、レヴェイエールなどが機能していた。相手が格下のアラベスの上、カーサでの試合なのだから、バレンシアの完全な攻勢は当たり前、なのに、途中でミスパスが出たり、シュートをはずしたりで、ボールを支配しているのに点が入る展開にならない。観客にはイライラが募る。カーサなのにブーイングの多いことったら!私まですっかり、スペイン流悪態の付き方を覚えてしまった。おじいさんも、両手を天に「アーイ!!!」と怒り、私相手に「こりゃだめだ!」とばかりに「なんたらなんたら、マル(悪い・だめ)」の連発。みんな常連だけに応援が辛口なのだ。これじゃあ、選手もかわいそうだなあ。どうりで、アイマール選手がインタビューで「バレンシアのファンは、目が肥えてしまったんだと思う。常に好成績を期待される」と言っていたはずだ。それに、いつも審判が、バレンシアに厳しい判定をするわけだ、カーサ特有の「うちのチームは最高さ!だから不利な笛なんかあるはずがないだろう!帰りはただじゃすまないぞ」という雰囲気はさらさらないんだから…。いつまで経っても点の入りそうもないエンパテで前半終了。

 ハーフタイムは、場内で地元のブラスバンドが行進曲を奏で、みな、飲み物を買いに行ったり、話をしたり思い思いにすごしている。ちなみに、いわゆる熱狂的暴力派サポーターというのは、ごく少数で、しかも、一部のゴール裏隅の一角を警官付きで与えられている(ちなみにどこぞのチームの新スタンドは彼ら向けに椅子なし、防弾ガラスで囲まれたとく透析を作ったと報道されている。まるで檻だ)。彼らが一般席にも同じように応援を強要することもないし、一般席も「あれはあれ」という我関せずの別扱い(というより動物扱い)。
 隣のおじいさんは、「わしのセーターを見ておいてくれ」と言ってどこかへ行ってしまった。しばらくすると戻ってきて、「カラメロを食べるか?」と聞いて飴をくれた(飴はキャラメルじゃなくても全部カラメロというらしい)。どうも、これを買いに行っていたようで、そういえば、場外には飴の計り売りが沢山ならんでいた。きっと、私のために買いに行ってくれたんだろうなあと、ありがたく頂戴する。ミント味でおいしかった。が、おじいさん、自分の食べるペースで私にも次々飴をくれるのにはちょいと閉口。こっちの人が老若男女問わず甘い物好きというのは本当らしい。

 さて、後半。またもやあまりうまい展開ではない。どうも、歯がゆさばかりが残ってしまうのだ。更に、不利な笛を吹かれて、マルチェナがタルヘタ アマリージャ(イエローカード)。この、マルチェナ、若手DFの控えで、時折誰かの欠場で出てくると、一所懸命がんばってアピールする良い選手なのだが、先日も開始数分で、相手選手が勝手に転び、触れてもいないのにいきなりロハ(レッド)出されて退場させられるなど、ちょっと不運な判定に泣かされている選手でもある。今日のタルヘタも、どう考えてもカーサでもらうべきものじゃない!彼も審判不信があるのか、怒り狂い、ちょっとプレーにも影響が出そうな感じで心配だ。観客も怒りのブーイング(※怒りの収まらなかったマルチェナ。このあと審判に見えないよう接触相手の選手に脚払いをかけて転ばせていた)
 それでもなんとか、ルフェテが最初の得点。2点目はレヴェイエールが得点。そして、最後は我がアイマールくんがきれいにゴール!終わってみれば3-0の勝利、なのだが、どうも5-0くらいの試合を3-0に落としてしまったと言う印象である。試合には勝ったけど、ゲームは負けたというのが正しい表現かもしれないが、爽快感がなくって、得点できない不安感爆発なのだ。お馬鹿なアイマールは、とんでもないところ(スローイン)で余計なタルヘタもらっちゃって、累積2枚で次戦出場停止だし。バラハは移籍騒動、ビセンテは代表親善試合偽病欠疑惑と、来年のチャンピオンズリーグ出場権の4位確保に向けてもうひとつも負けられないバレンシア、相当に厳しい次戦ではないだろうか。ああ心配(※翌日の新聞の見出しは「不満、歓喜、ため息」、前半〜後半〜試合後をうまく表現していた)。

 試合が終わったのは午後7時すぎ。まだまだ陽は高く、スタジアムで焼けた腕がじりじりと熱い。おじいさんとさよならして、地下鉄で市内の中心まで戻り、駅近くにあるカフェのテラス席で、街行く人を見つつ、絵葉書を書いたり、スタジアムで配られた新聞を読んで(見て?)今日の試合を振り返ったりした。注文したのは、軽くビールとチーズのホットサンド。火照った身体にちょっと薄めのスペインビールとやっと涼しくなり始めた風が気持ちよい。日が暮れたのはなんと9時、宿に戻ろうとバス停近くまで歩く途中、持ち帰り専門のおそうざいやを見つけたので、入ってみると、パエリアやサラダがとてもおいしそうで、ついつい購入。パエリアは伝統の「バレンシア風」。ウサギ肉とカタツムリ、インゲン豆などが中心の具材になっていた。ビール2本と合計で8euro、予想よりもちょいと値段が高く、予想よりもはるかに量が多かった(どう考えても2人分以上。笑)。このボリュームをどうさばくべきか、しばし悩む。

 ホテルで、夜のスポーツニュースを見ながら、パエリア、サラダをつまみにまたビール。部屋が広くて、天井が高いし、テラスからの風が気持ちよいので、「ホテルの部屋飯」のわびしさはぜんぜんない。ああ、唯一問題があるとすれば、この部屋には冷蔵庫がないこと。2本目のビール、どうしようかなあ。えい、飲んじゃおうか。
 ※このビール、「酔わないなあ」と思っていたら、なんと「ノンアルコール」だったことが後で判明。やあねぇ。



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