2003年02月27日(木) |
十二国記第三十七話(ネタバレ) |
昇紘成敗&浅野が動くの回でした。
終盤に向けて、グイグイ話が進んで来ましたねぇ。 さて、昇紘VS陽子ですけんど、使令たちの働きでバッタバッタと昇紘の護衛は倒され、じきに二人の一騎打ちとなります。 主上も強いが、何故か昇紘も強い。中ボス並みでございます(笑)。 陽子が主上だと気付かない昇紘は「天啓を食らわないので、悪い事をしてやった」と豪語するのだ。 けんど、陽子が主上と知ると、すぐに剣を放り投げ、「やはり、天の意思はあったのか。私の負けだ、さあ殺せ」と開き直り。 何かカッコつけ野郎…。主上が何だ、俺が法律だ、やっつけちゃえ、って位の悪代官ぶりのが、見てて気持ち良いんだけどねぇ〜〜(水戸黄門の見過ぎでせうか?)。 強気だった陽子も態度が豹変した昇紘に躊躇しちまって、「昇紘を殺せ!」と叫ぶ殊恩党の連中に「呀峰を追い込むための証人だ。我慢しとくれ」と説得。 まだ不満げだった連中も虎嘯の一喝で何とか収まったけど、最後に鈴からの「あんたは拓峰で子供を殺した!私はそれを忘れない!」の脅しに何故かびくつく昇紘。 大物なのか小物なのかよく分らん奴っちゃ…<昇紘。 ってことで、昇紘はお縄。
一方、昇紘一味として捕らえられてた浅野は、鈴によって助けられ(をい!)、やっと現実を見るような態度。 郷城を落としたはいいけど、拓峰の他の住民は報復を恐れて立ち上がろうとせず、あとちょっとすれば残りの州侯師がやって来るのは必至。 孤立無援の殊恩党の現状を嘆く鈴に、浅野は明郭にいる別の反乱精力に助けを求めに行くと告げます(桓たい達だね)。 三騅を借りて、明郭に向かう浅野だったけど、途中、昇紘の部下の小司馬に見つかっちゃって、斬られてしまいましたとさ。 小司馬は浅野の裏切りを知り、「土下座してすがりついて許しを請えば、見逃してやろう」ってほざくのよん。 普段の性格が出そうになった浅野は最初喜んで命乞いをしようとしたけど、脳裏に陽子や鈴にののしられた事が蘇り、結局拒否。拳銃を一発お見舞いするけど、それもそれて、結局グサッ、ですわん。 ほんと、最後まで何というか、情けないっつうか、哀れというか〜〜。 ですが、上から天の助け! 美少女祥瓊やクマさん(でも人間形)が騎獣に乗って空から降りてきました。 殊恩党を助けに行く途中だったのだ。 それにしても、クマさん強い! 剣(槍だったかも)一振りで小司馬以下数人を瞬殺でございます。 浅野の事を知っていたクマさんは、何とか彼を柴望の元へと送った模様っす。 ってことで、まだ浅野は死んでない〜〜。死んでない〜〜。 でもなぁ、この世界の理を知ってきたので「そう簡単に蝕を起こして返す訳にもいかんし、それに桂桂を撃ってるからなぁ」と陽子はぼやいてました。よって日本に帰る確立は低いとワシは思います。でも、帰ったりして!?
浅野が死にかけてる頃、虎嘯達は仕方ない、ここは逃げようって時に、とうとう州師の空行師が到着しちゃいました。 襲われる殊恩党達。虎嘯達も石弓などで応戦するけど、郷師達と違って格段に州師は強い! あわやっ、って時に、謎の騎獣隊が州師と戦います。桓たい達っす。 彼等も強いのだ!だって元々麦州師(ネタバレ)だし〜〜。すぐに平らげてしまいましたトサ。ほんとに強いのだよおお。 で、拓峰で戦ってる間に、柴望率いる残りが明郭で挙兵って訳です。この作戦を「拓峰の連中を利用するのだ」です(嘘)。
さて、小休止。並んで歩く虎とクマが見られます。ああああ、オヤジクサイ2ショット(笑)!でも仲良さげです。 そーして、三人娘もやっとご対面。まず最初に浅野の事が話題にのぼり、ちょっと鬱々な展開です。 鈴は泣いてたけど、陽子は「そうか、(浅野は)頭を下げなかったのか…。でも私にはまだすべき事がある」と背中を向け、一点を凝視するのだった。 でもって、続く!
陽子ほ本心は来週にならんとよく分かりません。でもほんと、王者らしくなってきました。「王座は血で購わなくてはならない」っつう猿王(ほんとに「えんおう」って打ったら「猿王」が最初に出て来たのよん!)延王の言葉を噛み締めて、剣を振るう陽子に惚れてしまいそうです。ああああ、主上。 番組終了後に美奈子お姉さんの解説があって、そこで第一回目の映像がちょっと流れたけど、誰?あの女子高生は〜〜。 声が高い!態度がナヨナヨ!泣き喚くなよ!←はい、全部陽子です。 今の漢らしいお姿からは想像も出来ません。何だか、ほんと(先週も書いたけど)母の気持ちですバイ。
|