熱帯マンゴー日記

2003年03月11日(火) 十二国記第三十九話 第一シリーズ完!(ネタバレ)

チャンチャンチャカチャンチャンチャンチャンチャンチャーチャチャン♪
(十二幻夢曲のつもり)

いつものオープニングかな、と思ったら、突然本編スタートでびっくりしました。
雲がパーンして、地上が映るとすぐに、空を駆ける景麒(獣形)の姿が!
印籠の到着でございます〜〜(^^)。
急に麒麟が現れたもんだから、禁軍はともかく、反乱軍の皆様もびっくりドッキリ。
驚く衆を尻目に、陽子は悠然と景麒にまたがり、将軍迅雷を問い詰めるのぢゃ。
ああああ、主上(´▽`)ウットリ…。
叱りつける主上に俺のハートはブレイクアウトさ(意味不明)。
冗談は置いといて、主上の威風堂々さに、禁軍も他の皆様も「ははぁ〜」と叩頭礼。
その場面を見ていたアタクシの頭の中で鳴り響いていた音楽は、何故かNHK大河ドラマ「赤穂浪士」のテーマ…。ほんとに何故だ!?
各々方、じゃなかった、呀峰と靖共を捕らえるよう陽子が禁軍に命ずると、用が済んだ景麒は金波宮へと戻って行きます。
その後姿、尻がでかかった…。どこ見てるんだ<自分…。

で、笑えたのが、叩頭礼する中、一人だけ虎嘯がポツンと立ちすくんでいました。
夕暉に「兄さん、叩頭礼を!」って怒られても、その場の状況が飲み込めず〜〜。
アホアホな虎嘯でしたが、陽子に「何か望みは?」と聞かれると、「お前偉いんだろ?上の方にも顔が利くよな?是非とも夕暉を瑛州の少学へ入れてやってくれ」と図々しいんだかアホアホなのか、大物ぶりを発揮(笑)。隣で夕暉は顔を青くして困っておりました。可愛かったけど。照れる虎嘯と呆れる夕暉の周りではドッと笑いが〜〜。
一方、桓たいはさすがに元麦州師将軍。礼儀を重んじてます。額に地面をこすりつけて叩頭礼をしてました。陽子が望みを、と聞くと、「浩瀚様の復権を」の一言で、桓たい達が麦州関係者ってことが明らかに。

禁軍が陽子の命で次々と反逆者を捕らえる中、陽子一行は明郭へと向かいます。
そこで浅野の遺体(;´д`)とご対面。
予想通りやっぱり死んじゃったですね、浅野。まあ、このまま生き続けても物語の進行の邪魔になるだけだし、かと云って、蓬莱に返すのはもう無理だし、こういう結末にするしかなかったねぇ。
うっ、アタクシって冷静〜〜。でも、見せ場を作ってもらえたし、叩頭しなかったせいで小司馬に殺されたと言ふ事が、陽子の初勅「叩頭礼を廃す」の因の一つになったし、ボロクソ言われてた割には印象的な最期だったんではないのかな。

その後はちょっと駆け足って感じで、私的にはちと惜しかったっす。
三人娘オンリーで会話する所はちょっと女子高のやふで笑えた。
陽子が二人に宮中に入ってくれるよう頼む場面の祥瓊が、既にタカピーでここも笑えた。どっちが女王なんだか〜〜。

それからやっと噂の浩瀚が登場!
思ったよりも地味なオジサマ♪が入ったお姿でした。
美形をドリームしていた乙女達には不評だったらしいけど、ワシはオヤジスキーなので許せたなぁ。
こういう時、守備範囲が広いと(アタクシの守備範囲は18歳〜オヤジまでよ!)、精神衛生上安心ですバイ。
最後の方は原作にはないサービスショットが有りでニヤリでした。楽俊や尚隆や六太が登場したのだ。

でもってですね、エンディングの宮中での初勅のシーン。
主上の独断場!もう、ウルウル感激やねん。
立派になられて…(こればっかですね)。
一人の女子高生が一国の王になるって成長の経過を1年かけて見てきましたけんど、やっぱカタルシスですね。大団円だすね。
ちーとばっかし不満点もあるけど、やっぱり動画と音楽と声で十二国記の世界を立体化すると楽しいですわ。
ラストは十二幻夢曲が流れて、エンドですわん。
やっぱし大河なアニメは良いねぇ。最近の大河ドラマよりもよっぽか大河してましたねぇ。
はあ、第二期が始まる7月まで、待てるかなぁ。地上波放送も始まるし、今年度も行きますよ、って感じですねぇ。
って、何書いてるのか判らなくなって来た。
新作には「海神〜」アンド「図南〜」の映像化を希望します。利広が動く所見たいのよん。結局それだよ、トホホ。


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