昨日の梶芽衣子繋がりで、主演の映画のDVDを借りてきました。 原作は小池一夫・上村一夫の劇画「修羅雪姫」です。 時代は明治中頃、母の仇の為に仕込み刀を忍ばせた蛇の目傘を手に、ひたすら人を斬るのみの修羅の道を生きる女の話です。
ランク的に言うとB級映画です。 原作が劇画なんで、表現がマンガチックで分かりやすい〜。 こんなんありえないだろう!って突っ込みも入れやすい。 今だったらアニメ化の方に走っちゃうかもね。 それから音楽が平尾昌章だったので、ちょっと必殺ぽかった(笑)。 (っつうか、あとで調べたら、必殺に流用したのもあったんだって) 何か血の量がすごかったけど、色がいかにも作り物っぽくてそんなに気持ち悪くなかった。 他にもグロいシーンもあるけど、そちらも作り物っぽくて、昔のおばけ屋敷に入ったって風情なんでオラは怖くなかった。 ビバ!1970年代! 今だったらCGバリバリで逆に気持ち悪いかも。
役者さんのアレコレだけど、脇に若い頃の阿藤海がいて笑った! 髪が長かったが、顔も変わらず長かったww。 笑点で座布団運びをしてた松崎真がヤクザ役で出てたっす。 笑点ではニコニコなおじさんだったけど、ヤクザっぽい方が地だったら怖い。 ムーミンパパの高木均さんも出てた。声がやっぱりムーミンパパ&トトロだった。
まあ要するに、梶芽衣子の無機質な美を堪能する映画だと思いましたヨ。 白地の着物で返り血浴びる梶芽衣子の姿が壮絶でした。 突然だが、鬼平犯科帳を見たくなってきたゾ。 これにも梶さんが出てたもんな。
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