熱帯マンゴー日記

2009年06月02日(火) 修羅雪姫



昨日の梶芽衣子繋がりで、主演の映画のDVDを借りてきました。
原作は小池一夫・上村一夫の劇画「修羅雪姫」です。
時代は明治中頃、母の仇の為に仕込み刀を忍ばせた蛇の目傘を手に、ひたすら人を斬るのみの修羅の道を生きる女の話です。

ランク的に言うとB級映画です。
原作が劇画なんで、表現がマンガチックで分かりやすい〜。
こんなんありえないだろう!って突っ込みも入れやすい。
今だったらアニメ化の方に走っちゃうかもね。
それから音楽が平尾昌章だったので、ちょっと必殺ぽかった(笑)。
(っつうか、あとで調べたら、必殺に流用したのもあったんだって)
何か血の量がすごかったけど、色がいかにも作り物っぽくてそんなに気持ち悪くなかった。
他にもグロいシーンもあるけど、そちらも作り物っぽくて、昔のおばけ屋敷に入ったって風情なんでオラは怖くなかった。
ビバ!1970年代!
今だったらCGバリバリで逆に気持ち悪いかも。

役者さんのアレコレだけど、脇に若い頃の阿藤海がいて笑った!
髪が長かったが、顔も変わらず長かったww。
笑点で座布団運びをしてた松崎真がヤクザ役で出てたっす。
笑点ではニコニコなおじさんだったけど、ヤクザっぽい方が地だったら怖い。
ムーミンパパの高木均さんも出てた。声がやっぱりムーミンパパ&トトロだった。

まあ要するに、梶芽衣子の無機質な美を堪能する映画だと思いましたヨ。
白地の着物で返り血浴びる梶芽衣子の姿が壮絶でした。
突然だが、鬼平犯科帳を見たくなってきたゾ。
これにも梶さんが出てたもんな。


 < 過去  INDEX  未来 >


シグロMio

My追加