月のシズク
mamico



 辺境・近況

どっかの誰かの著書名じゃないです(いちおう)

アメリカの大学院に留学して頑張っている女の子からメールが届きました。
彼女との接点は、私の所属していた研究室にちょこちょこ顔を出して授業を
いっしょに受けただけで、大学も違うし住んでいた場所もぜんぜん違っていた。
でも、彼女の素朴な素直さが好きで、私は一緒にいるのがとても愉しかった。
帰国子女だったので、日本語がクリアなのも好感を持てた。

去年の夏から向こうに行っているから、ちょうど一年になる。
「この一年は、いろんな問題が生じては消え、忙しい日々でした」と言う。
離れてからも何度もメールで相談し合って(いや、私、ぜんぜんお役に立てて
なかったんですけど)遠くで暮らす彼女の日常が手に取るように、眼に映るよう
にわかって、メールのありがたさを実感した。そして新天地で伸びやかに生活
している彼女のたくましさが、とても眩しかった。

長い夏休みに入っている彼女は、帰国もせずアメリカをぶらりと旅したりする
という。「明日は生まれて初めての乗馬をします」と言っていた。
そりゃすごい、と「世界不思議発見」という番組を見ながら、私は声に出して
言う。ちょうどアイスランドの乗馬のシーンが流れていたのだ。

季節の変わり目には、こうして方々から近況報告があるのは嬉しい。
わたしに近況報告し忘れている方がいらっしゃいましたら、メールしてくださいな。
レスが遅いって怒らない方、限定ですけれど。





2001年07月21日(土)
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