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■ 疲弊した月曜日
いわゆる「ブルー・マンディ」のことではありません。 単に体力がないばかりに、昨日(日曜)の練習で くたくたに疲れ切ってしまっただけです。 仕事中、クッションに突っ伏してしばらく気絶してしまいました。
昨日は四谷区民センターでオーケストラの練習に参加してきました。 12階の会場からは新宿御苑がすぐ眼下に望めて、絶好のビュースポット。 ではあるが、優雅にお外を眺めている余裕もなく、午後1時から夜の9時まで 延々とTuttiが続く。最初は真剣にリズムをカウントしていたのが、 だんだん集中力が途切れぼーっとしてしまう。 そりゃそうだよな、いくらなんでも長すぎる。 長ければいいってもんじゃない(と個人的には考えている)。
私はどちらかというと短距離選手タイプなので、体力も気力も長時間持続 できない体質らしい。ぶっ続けに何時間もオーケストラを稼働させる 若き指揮者に、しみじみ感動してしまう。そして9時ちょうどに 「おつかれさま」と言い渡されたとき、情けないほど放心してしまった。 水をごくごく飲んで、チェロを抱え、傘をさして地下鉄へ向かう。 ありとあらゆる音が洪水のようにカラダの中を流れるので、 うまく言葉も出てこないありさま。
いっしょに帰ってきた友が「あまーいもの食べて疲れを取ろう」と TAKANOのメロンのプリンを買ってくれた。こんな日曜がこれから12月まで 続くのかと思うと、少し気が重い。でもね、ボロ雑巾のようにずたずたに 疲弊しても、小さな感動が欲しいから弾くんだろうな、オンガクを。
2001年10月01日(月)
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