月のシズク
mamico



 長い一日

盛岡まで学会に行って来た。

浅い眠りをただよって5時に起床。
光の美しい朝焼けと白い月をみながら7時には東京駅着。
ふとチケットをみると、発車時刻を1時間早く思いこんでいて愕然とする旅のはじまり。

盛岡は山と緑がとても近くに感じられる街だった。
なんといっても空が広い! 透き通るような青い空をバカみたいに
ずっと見上げてしまった。久しぶりにどっぷりと文学的世界に浸ったので、
脳味噌がブランデーケーキのようになっている。
レセプションをパスして、温かい盛岡麺を食べてとんぼ帰り。

吉祥寺に帰ってきて夜空を見上げたけれど、空の面積が狭くて驚いてしまった。
睡眠不足でふらふらした足取りで自転車をこぎながら、
私はこの街の住人だとあらためて感じた夜でした。
泥のように眠ります。おやすみなさい。


2001年10月13日(土)
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