月のシズク
mamico



 覚え書き(3月17日)

■昨日のアンサンブル大会のこと。
 こぢんまりとした発表会だったけれど、さすがにラストの「プルチネルラ」は、
 素晴らしかった。ストラビンスキーの変拍子、聞くのは好きだな。ズチャッチャ♪
 この演奏はお金を取ってもいいくらい。私たちのチェロ・アンサンブルは、
 逆に私たちがお金を支払って聞いていただく、のが適当?ははは。


■昨夜メールを開くと、「音楽室が"スペースたんぽぽ"に大変身!オープン記念
 パーティを開催しますので、万一お暇でしたら是非どうぞ」というメールが。
 送り主は、友人の母上であり、私の大切なトモダチである女性から。別宅で
 ヴァイオリンの先生をなさっている方で、実はときどきふたりでデートしたりする。
 
 音楽室、廊下、広いトイレにも、画家でありお弟子さんでもある奥澤静代さん
 の油絵が飾られていた。毎年フランスに旅してデッサンや写真を撮ってくるという。
 絵筆は使わず、すべてナイフで描くという彼女の絵は、どれも印象的な陰を持つ。
 色彩は鮮やかなのに、心象風景にも似た落ち着きを感じる。
 トイレに飾られた、アイボリーの建物に惚れました。
 いつか是非、うちの子にしたいです。


■「こんにちはー」と玄関のドアを開くと、かわいい紳士が私の手を引いて
 お部屋(音楽室)まで案内してくれた。名前はショウくん。2歳の男の子。
 お客様のひとりのお子さんで、なんだか熱烈になついてくれた。
 椅子をぽんぽん叩いて「ん、ん(ここどーぞ)」と座らせてくれたり、
 しきりにビールのグラスを持ち上げて「あいっ」と手渡してくれたり。
 なんだか可愛いボーイフレンドができたみたいで、ふたりでにやにやする。
 「まぁみちゃん」と呼ばれて、頬を赤らめる私って(いや、これはビールのせい)
 本当に子供が苦手と言えるのだろうか。だってさ、子供がにっとわらう顔って
 幸福の天使がぱっとはじけるみたいなんだもん。か、かわいい。(ぽっ)


■「ねぇ、ちょっとお願いがあるんだけれど」と教授から電話がかかってきた。
 彼女のお願い=指令、ということで、問答無用で撮影に行って参りました。
 え、何のって? 実は半年前からPSIKOという雑誌にとある連載を組んでいて
 何やらそれがヒートアップしてるらしいのです。新宿紀伊国屋本店には、
 バックナンバーもばばーんと平積みで、仰々しく宣伝コーナーが設置されたとか。
 「ちょっとその様子、撮影して(画像)送ってよ」と。
 フロア店長の監視のもと、パシパシと撮影。レジ正面の新刊号も撮影。
 ちなみに、その連載特集とは?「白い影」であり「Smap」なのでした(笑)。


■そういや昨日の打ち上げの帰り、鞄に大きな茶封筒が突き刺さっていた。
 開くとマーラーの7番の譜面。うっそ。イヤだって言ったじゃん。マジ、やるんすか?
 うーむ、「すみだトリフォニィ」のゴージャスなステージは乗ってみたいし。
 ということで、どうやら次回のハモンの本番、参加するみたい(まだ渋っている)。
 80分にも及ぶ特大シンフォニー、2002年7月6日開催! 乞うご期待!?


 

2002年03月17日(日)
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