月のシズク
mamico



 椅子とデザイン

昨晩、kiss cafe で建築/デザインに関する「キスカフェ・トークナイト」
が開催されたので、途中から参加した。プレゼンターは数々の名演技を残した
(いや、違うって)ベンさんこと、長岡勉さん。

白い漆喰で塗られた壁に、プロジェクターで作品を映しながら、
2時間に渡って苦労話や工夫したポイントなどを披露していただいた。
私は建築デザインの世界には疎いのですが、そこでもやはり感じるものはありまして。
同じ「椅子」というモノであっても、座りたいモノと座りたくないモノがあるわけで。
どれだけ高い資材や資金を投入したところで、人を寄せ付けないデザインだったら、
結局は誰にも座られない「オブジェとしての椅子」で、椅子的人生を終えてしまう。
そんなの、悲しい。ですよね。椅子の気持ちとして。

という、幼稚な感想を述べながらも、デザインの遊び性ってのはオモシロイな、
と感じました。しかし、このベンさん、ささと描くイラストの上手なこと。
さすがはプロです。横にちりぢじになって書かれた文字の判読しにくいこと(笑)。

と、少しハメをはずして遊んでいたら、完治してない胃痛に襲われ、
明け方に搬送される。じゃなくて、早朝に救急へ寄って来ました。
まだしばらくは安静にしています。カラダが資本だもんね。


2002年09月19日(木)
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