月のシズク
mamico



 やっぱり、女ともだち

夕方、月をみるために4階のベランダで張り込んでいたら、次々とメールが入った。
そのどれもが女ともだちからで、皆、私のこの状況をどこかから見ているかのように、
どれほど今宵の月が美しいか知らせてくれる。

それでね、はたと気がついてしまいました。
私はそんな彼女たちのメイルの文面と、ふけていく空に浮かぶ月を見ながら、
そのたびに笑っていることを。だから、私のサイト名「わらう月」というのは、
実のところ、月をみてにっこりしているアナタであり、アタシであったのです。
だって、美しいもの、素敵なものに出会うと、自然とホホがゆるむでしょ?

先週から体調不調で、ほとんど食べ物を摂取できない状態だったにもかかわらず、
彼女たちから届く「声」を聴いて、俄然、生きる気力が湧いてきました。ふつふつと。
うだうだ言っている場合じゃないです。本気で。
ありがとね、みんな。

「今だから言わせてもらうけど、その酒、煙草、そんな体調でやめなさい」
なんてストレートなお叱りも、じゅんと心に染み込む。ごめんね。
孤独でもなんでも、人というのは人との関係性でしか生きていけないんだな、と思う。
だから、私はやっぱりひとを愛しているし、信じていきたい。これからも、ずっと。

呑んだくれで、だらしなくて、しょうがないアタクシですが、
今後とも、ずっと叱咤激励してください。
もいっぺん、ありがとね。


2002年09月20日(金)
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