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■ 声
ひとりで生活していると、朝おきてから職場やコンビニで誰かと会話するまで ほとんど声を出すことがない。ので、大体において、その日初めて出す声は、 起きたての声になってしまう。
起きたての声。 わたしの場合、かなりかすれて、ハスキーどころかドスの利いた声になる。 自分の生活時間帯に合わせて電話をしてくる母などは、私がベットからやおら 手を伸ばして取り上げた受話器から伝わる声を聞き、「どこのばぁさまかと 思った」と、酷な第一声を放つ。ばぁさまですか。そうですか。
睡眠不足と深酒とヘヴィ・スモークが重なると、私の声は破滅的になる(らしい)。 まぁ、これだけの悪条件が揃えば、誰だって声帯のひとつやふたつ破壊するか。 とにかく、ヒドイ声なのだ。自分でも耳障りに響く、ザラザラした音声。
で、だ。 今朝、会ったひとに「あ、その声。どっかで聞いたことあるよ」と言われた。 うーん、と考えておられる。ほほう。こんなダミ声に似た声のひとがいるのか、 と私は彼の答えを待つ。「ああ、思い出した。AV女優の××××だっ」
なぬっ? AV女優ですと? しかもAVのウリである、映像方面でなくて音声ですか。 えっ? 音声って・・・・と、しばし絶句。だってあの類のビデオで流れる音声 って、その、あの、会話とか語りとかじゃなくって「うふん」とか「あはん」でしょ?
・・・笑えない。ぜんぜん、笑えない。つか、センスないよ、そのコメント。 と、私はダミダミの声で言う。「ああ、その声、その声」と、そ奴は嬉しそうに笑う。 でもさ、そのオンナ、ぜったい色気ないね。
ああ、朝からダツリョク気味。 Oh! Somebody Help me!
2002年11月19日(火)
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