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■ ローリングストーンズ ザ・SHOW!
ご存知、So What?のRさんに「ストーンズのチケ、一枚余ってるんだけど行くっ?」 と誘われ、ローリングストーンズ@東京ドームに超ビギナーのまま突撃。 ええ、行ってきましたとも。ええ、帰ってきましたとも。
ヒトコト 「アンタら、一体ナンなのさっ!?!?!?!」
還暦(齢60歳ですぜっ)を迎える彼ら、身体のしなやかさ、セクシーさ、ワイルドさ、 ステージが始まったとたん、私の魂は、ズキュンと彼らに持って行かれ、後は 野となれ、山となれ。踊る、叫ぶ、歌う、飲む、笑う、笑う、また踊る。
問答無用の彼らの魅力にとりつかれ、私は自分でも驚くほど陶酔した。 まず、エレガントなのだ。だらしなくギターを掻きむしるキース・リチャードですら 優雅に見えてしまう魔力。いかつい拳がすっぽり収まるほどの大口の持ち主、 ミック・ジャガーは少年ぽいキュートさでフロアをとりこにする。
まったく、アンタら、一体ナンなのさっ。
そして、彼らの、フロアとの交話機能の高さに驚く。 ドームのてっぺん(夜空のカナタ席)に座る人々も、一体となって彼らのステージ にカラダを預けている光景を目撃したとき、ああ、このオヤジたちは、観客を 自分たちの中に招き入れる術を知っている、と感じた。計算も、いやらしさもなく、 「オレらが楽しいから、オマエらも楽しいんだろっ」と訴えかける、その強さ。 カッコイイ大人って、一筋縄ではいかない。
しかし、プレーヤーもプレーヤーなら、フロアもフロアなわけで。 熱い抱擁と接吻を繰り返すカップル、ボトルワインを飲み回すおっさんたち、 子供だか孫だか(まだ乳飲み子だった)を、高く高く放り投げて喜ばせる パパだかグランパだか。すげぇよ、アンタたちも(笑)
会場を後にする人々は、当然みな笑顔なわけで。 その笑顔は「エネルギーチャージ完了」を意味してるわけで。 家路へつく雨の中、傘もささずにスキップしたくなった私も、もはや例外ではない。
2003年03月17日(月)
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