考え事をしながら作業をするとろくな事にならない。
華道教室で。 今日は芍薬などあり、まことに初夏らしい花材だった。 コージ苑は仕事のことなど考えていた。 「体」に使う枝を切ろうとしたその時。
ぱっちん。
あ、と思った次の瞬間には、指先から血があふれてきた。 とっさに「やべ、服が汚れる!」と、手を新聞で包んだコージ苑はつくづく貧乏性である。 周りのおば様方の「あら」とか「まあ」とかいう声をかいくぐり、水道で傷口を洗う。 見ると、指先が見事にぱっくり割れている。 こりゃ病院かなー、と一瞬思うが、そのうち血が止まったので縫うほどではないと勝手に判断。
自分の花切り鋏の切れ味を改めて確認した連休初日であった。 そりゃね、正月用の松なんかも切っちゃうからね、 指なんて気合い入れたら真っ二つかもね!あはは!
…って怖い…
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