一日中読書する。 父から一冊、母から一冊のお勧め本があった。
中村好文『普段着の住宅術』 個人住宅を主に設計する建築家の、住宅に関するエッセイ集。 先日読んだ斉須政雄もそうだったが、温かい人柄がうかがえる文章である。 間取り図も随所にちりばめられているので、 折り込み広告のマンションの間取り図などであれこれ想像して楽しむ人にはいい本だろう。
山本周五郎『ならぬ堪忍』 母の読書は時代劇小説一本槍である。 池波正太郎も司馬遼太郎も吉川英治も、全部母から教わった。 これは山本の若い頃の短編集である。 小説はいいのだが、最近のテレビの時代劇はなんとかならんか。
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ビデオを携えて戻ってきた父から、昨夜のライブ映像を見せられる。 渡辺美里の、ユニコーンの、RCの、VTRがあった。 懐かしいなあ。
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