出向コージ苑

2002年05月07日(火) ジャッキー・ケネディ

ジャケットが見つからなかった、と聞いた父。
午前中の空いた時間で、あちこち連れて行ってくれた。

噂には聞いていたものの、母と私はお初の「わさだタウン」は、
最近よくある郊外型集合ショッピングモールである。
先述の「トキハ」も、本店より価格設定を安くして集客を図ろうとしているのか、
ユニクロやらライトオンやら入れているのだが、
こういう店は回転のはやさを旨としているので、夏のジャケットというものは置いていない。
夏は一枚着だろ、というスタンスなのだ。多分。
Natural Beauty Basicでちょっといいな、と思うのを見つけるが、
試着した時の両親の強硬な反対により(シルエットがおかしいらしい)断念した。
いい加減大人の娘が両親に付き添われて服を買うというのは、
端からはどう見えるんだろうなと、ちょっと恥ずかしい気もする。

仕事に向かう父と別れ、土産物を買うために母と「町」に寄る。
無印に行ってみたがやはりジャケットは置いておらず、
半ば諦めかけた時にコージ苑は発見した。
何の理由か30%OFF、ちょっと太目の紺×白のストライプでサッカー生地、
くるぶし丈フレアースカートとセットになったジャケットである。
パジャマみたいとか何とか言われるんじゃないかなーとおそるおそる打診すると、
意外にも母は「ジャッキーみたい」と乗り気のようだ。
(チェーンじゃありませんよ、ケネディですよ)
色違いでベージュ×白バージョンもあったのだが、試着の結果、紺×白に決定。
上下で15000円也。

※※※※※

帰宅後は『ドリトル先生シリーズ』を読み漁る。
ついでにこちら。

南條範夫『おのれ筑前、われ敗れたり』
戦国時代「敗者」となった武将の最期を綴った短編集、というか実録というか。
史実に基づいてそれなりに脚色をしているのだろうが、
文章が平板でどうしても「講義調」という印象になってしまう。
人としての倫理観が極限状態の中で試された時代っていうのが戦国なのね。
皆で胃痛になりそう…


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コージ苑