2002年08月27日(火)


早朝5:30に起こされる。
予想通りの不味いバイキングを食し、バンコクの宮殿へと向かう。

今日は予定を変更して、31日の日程を今日同時進行で仕上げてしまおうと計画された。
ホテルは田舎のアユタヤにあり、バンコクの王宮へは結構な時間がかかる。
だが時速100km以上が通常の車の速度なためにそんな距離は屁でもなかった。

王宮では短パンやサンダルやノースリーブが禁止されていたが僕には全く関係ない。
いつもの服装で十分であった。
現地ガイドのオヤジの説明は長く、妙なくらい写真を撮らせたがる。
僕が「カメラ持ってきてないからいいです」と断ると
「バンコク来るってお母さんに言ってこなかったの」と、
写真を撮らないほうが異常だくらいの勢い。
生理痛で苛々している僕は、オヤジが嫌いになった。
王宮も金箔やら青やら紫やらそりゃあもうウザイったらなかった。
センスがあるとは思えない建物である。

次は宝石店。
とにかく店員しつこい。
中国のときに懲りていたので逃げ回っていたが、店を出ようとすると
オヤジが「まだ時間あるよ」と出口付近で待ち構えている。
どうしようもなく店内に戻るが、宝石だけは買いたくなかった。
むしろ宝石抜きのシルバーリングだけなら買いたいくらいなのに。
再び店員に付きまとわれ、「宝石はいらないです」と断ると二階の民芸品へ。
民芸品は好きなのでいろいろ物色するが、店員の尾行によって気分は害される。
「買ってないのあなただけよ」と詰め寄られる。
仕方なく箸を550B(\1650!)で買って落着した。
それにしてもアジア人はがめつい。

昼食はまた不味いバイキングだった。
今度は寿司等も置いてあったが怖くて食えねえ。
一緒のツアー客(共立女子大生2人組!)と共に食ったのだが、
僕のあまりのローテンションぶりに引いたようだった。
生理痛でだるい上に炎天下でオヤジのくどい説明を聞き不味い飯食わせられりゃな。
屋台で売っている麺や肉がとても美味しそうだった。

次、シルク屋。
国賓も来店するという高級品店だが、そんなモン僕らが買うわけねーよ。

それからバン・パインへ行く。
バン・パインは、17世紀にプラサート・トン大王によって建てられた宮殿と寺院である。
もう暑くて死にそう。気持ち悪い。限界。

しばらくバスに乗って回復、アユタヤ日本人町跡へ行く。
何もないところで、また土産を買わされた。
キジはここで椰子の実ジュースを飲む。不味い。

さてメインのアユタヤ遺跡である。
もはや関心はなく、ただ暑いだけである。

キジ、象に乗る。
僕、象に触る。
乗るためには400B(\1440!)必要だったのでケチってみた。
キジが乗ってる間に象と写真を撮ったら20Bとられた。
ほんとに油断ならねえ。
象は温かく、毛穴が目立っており、僕は毛抜きがしたいのを我慢した。

戦争後の遺跡を見る。何もありゃしねえ。

セブンに行く。目ぼしい物は特になかった。

夜のライトアップのアユタヤ遺跡を再び訪れる。
普通のライトだった。別段綺麗なこともない。

今日の感想…
野良犬多いし怖いし飢えてるし、奴らは何のために生きているのだろうか。



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