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2002年11月24日(日)
猫猫猫の生活、毎日多忙、日々の幸せ、充実感。 そんな折、鬱なお話です。
その日のバイトの面子(調理場)は、E子さん、N山、たっくん、ささき君(1年生)だった。 一家お揃いである。 お母さんを筆頭に、N山(長男)、たっくん(次男)、ささき(親戚の子)、みたいなものだ。 また、ここ数日E子さんが僕を無視し続けていることを前提とする。
不運なことに、1人も部外者のいない面子であった。 E子さんは相も変わらずシカトを続け、話しかけても生返事の日々。 N山は会う度にE子さんに話しかけるよう要請し、説教をする。 何より僕は、それが鬱だった。 E子さんのシカトなんて日常茶飯事で、たいして気にもしていないのだ。 その日もE子さんは僕を無視し、N山は僕に説教をした。 「そんな泣きそうな顔するなよ」と慰めるが、僕はN山の説教がうざくて鬱だっただけだ。
せっかくガミ殿下の空想してたのに。 おまけに鼻歌歌ってごきげんだったのに。
どうせ一家で固まってお喋りしてんだから、僕のことは放っといてくれよ。 「用がなくてもみんなが集まってたら来いよ」って、無視されるのに行くわけねーじゃん。 調理場ではやるべきことがたくさん余っており、僕は1人でも十分仕事が出来た。 でも、そうして仕事をしてても僕は悪者なのだった。 N山は機会があるたびに僕のところへやって来て、 「今のままじゃ最っっ悪だよな」 「お前が行動しなきゃ始まらないだろう」 「無視されても話しかけなきゃいけない」 「自分を変えろよ」
ああああうざいうざいうざい〜〜〜!!
おまけにこないだ嫌いな人間とは付き合わなきゃ良いと思ってるのか」と説教。 それ以前僕が言った言葉じゃんよ!! どうやらN山、嫌いな人間となんか付き合わねーよと言ったことを失念しているらしい。 しかもN山は昔、イジメに遭い、ヒッキーになり、それからずっとフリーターで ここまでやってきた中卒の24歳である。
お前の言ってる通りに行動したらそうなるだろーが!!
さらになんと、調理場から主任がいなくなって、次の飲み会の予定を立て始めたのだ。 以前は僕や主任も混ぜて一緒に飲んでいたのに、僕の目前でみんなで日時を決めていた。 つまり完璧な無視の表明である。 うわぁ〜なんか中学生に戻ったみたい!(*^-^*) 思わずほほえましく思ってしまい、わくわくしてしまった。
その後僕はN山と同時刻に上がり、更衣室で一緒になった。 鬱だなぁと思っていたら、やはり鬱な話をしだした。 しかしここでキレるような僕ではない。
「うん、ちょっと悲しいけど、みんなが仲良くしてくれればそれで良いと思うんだ、みんなが仲良ければ幸せじゃない、僕は別にそれで良いの、それに、就活始めて忙しくてさ、この不況でしょ?女だし、就職できるかどうかも不安で、いっぱいいっぱいなんだ、だからもう僕に構わなくてもいいからね、ホントに、全然気にしなくていいから、心配しないで」
「ほんとにそれで良いの?」 「うん」 「でも俺が嫌なんだよ」
僕はお前が嫌なんだよ!! 自分が解決しなきゃなんて使命感に燃えなくていいから。
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