2002年11月29日(金)


今日はご主人様との鍋パーティー。
鍋の具材は白菜、もやし、豚肉、長葱。
これらを味噌鍋(韓国風テンジャン鍋)にして食した。
シメはもちろん雑炊。
ご主人様も僕も大満足の昼飯であった。(昼なんかい!)

気分のよくなった僕は、一休みの後、ご主人様といちゃいちゃしようと迫った。
上に乗っかってみる。
ご主人様は「重い重い!ギブギブ!」と相変わらず僕をからかってばかり。
なんだか楽しいふざけ合いになってきた。
その時「そういえば」とご主人様が何かを思い立った。
昨日僕が財布を忘れたおかげで食費を出してもらったことだ。
思い出したご主人様は「\3,000返せよ」とうるさく、僕がきっちり計算して
\3,000ではないことを主張したが、ご主人様は「んなわけねーだろ」と聞く耳持たず。
仕方がないので\2,000支払ったが、正確にはあと\100足りなかった。

よぉーし、こうなったら。

僕は全体重をかけ、「ほぉら\100、\100。\100で解放されるなんて安いものだろう」と
からかい、ますます楽しいふざけ合いになった。
「苦しい苦しい!どいてくれ」と訴えるが、どうあっても\100払うことは承知しない。
そんなことを繰り返しいると僕も段々飽きてきて、しょうがないなとどくことにした。

その時である。

ご主人様がクロマニヨン人のような格好にふらりと立ち上がった。
行き先はトイレ。
どうやら気持ち悪くなってきたらしい。
トイレから出てきたご主人様は床に倒れこんだ。
「何してんだよこの人は(藁」。
猫が4匹いることもろくに確認しないで突っ伏したのだ。

その後である。

再びトイレに向かったご主人様、今度は何かと思ったら
「おええええええええええええ!!!!」
次にご主人様を見たとき、その目は何者をも見てはいなかった。
ただただ床に転がり、口も利けず、じっとしていた。
ここで僕は重大なことに気付く。

え、ひょっとして、ヤバイ?

ご主人様は死にそうになっていた。
幸いなことにそのときは死ななかったが、僕は自分の体重が武器になることを知った。
たとえ殺人を犯しても、その手段がこれならば、過失致死だと認定されざるをえまい。



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