2003年06月22日(日)


みんなよく分からん強い酒(確かウィスキー)をストレートで飲まされる。
これは本当に辛かった。
でもそこまではまだよかったんだよ。

K島説教始めましたよ。

後輩二人ビシバシやってますよ。
痛々しいったらありゃしない。
後輩らも殴り返しゃいいのにしねーし、majoもmajoで「いたそう〜」しか言わんし、
でもまぁmajoがさとして、共に店を出たわけなんですが、
ヤツは酔いまくっててですね、僕に絡んでくるわけですよ。
手つないだり、腰に手回したりと。

僕はコンパですか?

奢ってもらってありがたいが、代償払う義務はねえ。
怒ると「何怒ってんのー?かわいーわなぁー」と揶揄するばかりで余計くっつく。
ちょっとキレ気味でホテルへ帰るが、当然ヤツもやってきた。
胸やケツにチューしたりとセクハラは止まらない。
エレベーター内では、僕の目前でmajoといちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃ。
部屋に着いて明日のために休もうと思えばまた邪魔してくる。
風呂に鍵が無いとわかった時は本当に絶望した。
「パンツ脱いでみろ」「シャツ脱げや」 暴言吐きまくりで迫るわ押し倒すわで

プチンッ

荷物をまとめて部屋を出た。
しかしエレベーター待つ間にひと悶着。(もう僕かなり必死。)
その際二人の素足を踏みつけてしまい、majoは親指の爪から出血までしていた。
仕方が無いので部屋に戻って、自前の絆創膏を探した。
その間ヤツは「お前のせいやろうが、ああ?」とケツを幾度か蹴りつける。
「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ。他にすべきことがあるんじゃないの」
声を押し殺して僕が反論すると、「カッコつけてんちゃうぞコラぁ」。
ピキピキくるのを抑え、こいつらが寝静まってからここを出ることにした。

ベッドに寝転がり、電気を消して大人しくする。
「おいブス。ブス〜〜。ブス!」。シカト。
すると今度は異様な行動にでてきた。

ベッド脇でいきなりパンツを下ろしたのだ。
majoは「何パンツ脱いでるん?!」と笑い、ヤツはmajoに迫り、majoは受け入れた。
僕は見たくないので反対側に寝返る。

ああこりゃいいネタだよ。くく。
最初はそう思った。がすぐにその笑いは止まってしまった。
  …もう泣きそう。
…なんで僕ここにいるんだろう。僕何してるんだろう。
惨めで情けなくて、もう一刻も早くここを立ち去れるよう強く願うほか無かった。

シーツの擦れる音が無かったので、おそらく手コキかフェラだろう。
「全然感じひんぞ」という声が聞こえ、それから僕のベッドが軋む音がかすかにした。

その瞬間     …ブチンッツ!!!!

ヤツに襲う気はなかったのかもしれん。
けど僕もう限界。ぶち切れて外に飛び出した。
ヤツは下着を脱いでいたので時間稼ぎは必要なく、
1階に着いてから隣のエレベーターを見ても、まだ5階を降りている途中だった(部屋は13階)。

僕は走り出た。

全然道わかんないけど、とにかく走って走って路地を折れてまた路地を折れて、
それで道を確かめたら駅と反対方向で、雨も本降りになってきて、最悪の状況だったけど、
地獄に仏、路面電車がやってきた。方向もぴったり。
すぐさまそれに飛び乗り、無事松山駅まで辿り着いたのだった。

僕は、K島の行為に対し、非常に腹立たしく、激しく嫌悪していた。
しかし最も許せないことは、majoが何もしなかったことである。
僕は、文句を言ったり行動で示したり、拒否するところはちゃんと拒否した。
ちゃんとってかキレ気味のときはタメ語で罵るほど失礼だったけどね。
majoは、僕が「助けてよー」と言葉で助けを求めていてさえも、助けてはくれなかった。
言葉の端々に助けを求めていたのに、それも全部無視された。

彼女は僕のために何もしてくれなかった。

後輩が殴られてるときも、フォローの一言も無い。
僕がどんなにフォローしてあげたかったことか。(他人だから我慢してたんだぞ。)
僕が一度出て行こうとしたときも、「酔うといつもこうだから。すぐ寝るから」と
僕の情況や心情を察しもせず、自分の彼氏が僕に迫っているのに、わざわざ止めるのだ。

友達だったら一緒についてきてくれるだろ?

majoが怪我しても僕のせいだと蹴ることしかしなかった男。
「酔うと滅茶苦茶なんよ」。
彼女はそう言って、他人に迷惑をかける彼を放っておく。
理由は簡単、自分に危害が加えられないからだ。
K島が僕をブス呼ばわりしても、僕にキスを迫っても、彼女は僕を守ることを絶対にしない。
無難な言葉をついと口に出すのみである。
僕にセクハラする彼氏が普通で、それを拒否った僕がおかしいのならばそう思えばいい。
酔っているから仕方がないと合点し、たしなめることもしない人間は、ただの馬鹿だ。
意識があって理性を保てないような人間(しかも暴言罵言吐き)は、ただのチキンだ。

阿呆同士お似合いだな。

彼女は、「出てくことないんちゃう?(怒)」と言われれば「そうやね」と頷くだろう。
そして、何故こんなことでキレるのかと懐の狭さに幻滅しているだろう。
そのあと彼女からメールが来たが、一緒に観光してご機嫌取りしたいらしい。
どの面下げてそんな行動起こせるのかね。

こういう、友達を平気で売れることが出来る友達を持ったことが、僕はとても恥ずかしい。
二度とこういう人とは関わりたくないと、心底思った。

で、寝てないわけなんですが、ここで高松帰ったら松山来た意味ないっすね。
というわけで、とりあえずルーズに予定を立て、まずは東雲神社へ。
次に松山城へ。ここでボランティアの人に色々と説明をもらった。
それから、彼の意見に従い、道後温泉へ。
湯築城跡へ。ここでもボランティアの人に色々とお世話になった。
ルーズなおかげでたくさんの場所は見られなかったが、詳細な説明を聞くことが出来た。
それから松山駅から高松駅まで、鈍行で帰ることにしたのだった。



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