2003年06月23日(月)


目を覚ましたのは、もう熱海を過ぎてもうすぐ横浜、というところであった。
すっかり熟睡していたようだ。
僕はおもむろに起き上がり、しばらくぼうっとしてから洗面のために部屋を出た。
外は曇りだが雨は降っていない。
東京について山手線に乗る。

東京、いいわ。
山手線、安心するわ。

つくづくそう思い、なんとも言えぬ安堵感と嬉しさがこみ上げる。
高崎線の中で、僕は安心しきってしばらく眠りこけていた。
そして、昨日のことを反芻してみる。

僕の場合だったら――――
まずご主人を殴って引き離し、その隙にクマたんをガストに連れ出し、
ここは奢るからご勘弁をと無礼を詫び、「なんだあのキチガイは!ヽ(`Д´)ノ」と二人で愚痴る。
もし程度がひどい場合には、罰金(小遣いカット・本を処分)や
懲役(PCにプロテクト・食事抜き)も已むを得ないだろう。

ご主人の場合だったら――――
「間違いなく、張り倒す。それから飲みなおしに行く」。

これ、普通ですよね?
僕キレたこと間違って無いですよね?当然ですよね?



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