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2003年07月16日(水)
ご主人様があまりにも僕に対して無礼極まりないので、罰としてPCをプロテクトした。 がしかし、それによって僕も気を使い、あまり目前でPCを使用せぬようになってしまった。 今ご主人様は、二号さんとともにロフトで眠りこけている。 僕はボリュームを絞って音楽をかける。
僕が音楽を好むのは、思春期の頃の友達が影響を与えているんだと思う。 僕の親友はラジオだった。 粗末なラジカセで、一日中部屋の中でラジオをかけていた。 それからしばらくすると、安物のコンポが手に入った。 でも僕にCDなんかあんまり必要なくて、もっぱらラジオを聴くか録音するかにとどまった。 泣きたい時には中島みゆきの『誕生』や『最後の女神』や『maybe』を聴いた。 目覚まし音楽はビートルズにした。
そのようにして、一人暮らしをはじめてからもずっと音楽を手放さずにいる。 PCの電源を入れたらまず音楽をかけなければならない。 ご主人様はよく「重い」と言って落としてしまうのだが、それは非常に好ましくない行動だ。 今、僕はダンスが好きで、いつもModernTalkingやダンスMAXをかけている。 ご主人様はこの良さが分からないらしいが。
しかし、突然のプロテクト騒動で僕まで音楽の自由がなくなってしまった。 ご主人様の素行が良くなるまで僕はプロテクトを外さないと決めているのだ。 部屋から音が消えてから、僕は苛立った。
そもそもご主人様とは気が合わないのだ。 苦痛極まりない。 出来るコミュニケーション行為といえば麻雀しかなかった。
ストレス解消にマフィンを作ってみたが全部食えず、じゃあ読書でもしようかと 本を片手にロフトに上がると、そこには「うにゃ?」と寝ぼけた二号さんと大の字のご主人様。 本も読めねぇ。…そして僕は音楽をかける。
音にまつわるやな出来事もある。 come again(m-flo)や美しく燃える森(スカパラ)、それに真夜中は純潔(林檎)なんかを聴くと 思い出してしまう、やな記憶。 早く忘れたい記憶。追い出したい記憶。 あの時、この曲を(・∀・)イイ!!と思いながら、僕はおしゃべりをしていたんだ。 何を話したのか全く憶えてないし、その時の主題さえ思い出せない。 なのにとても印象に残ってるってのは奇妙なことである。
おしゃべりする時だって、お菓子作る時だって、いつだって音楽は必要だ。 全然知識もないしただ聴いてるだけで学習することもない、けど、 僕の喜怒哀楽は、音楽。
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