そして今回の旅行の目玉は高校時代の友だちの結婚式でした。
花嫁とは高校時代からの友だちでうちらの中では一番正統派に可愛いくてマトモ度が高い子だったので、最初に結婚するのが彼女だということはある意味納得。 逆に後に続く友だちが皆無な気がする…
ホールの座席指定を花嫁と花婿のイニシャル付きのクッキーにつける作業を手伝いました。 これはかなり可愛い! ゴルフクラブのホールで披露宴やったのですがなかなかきれいな場所でした。
天気も良くて屋外の結婚式にはうってつけでした。 しかし牧師が証明書に署名し忘れるというハプニングあり(翌日花嫁の兄が教会へダッシュ) 式の途中もなんか上の空って感じで牧師さんヤバかったのですが後で聞いた話では結婚式の次の日からガンのために放射線治療を開始だったそうで…結婚式どころじゃなかったのですな。
友だちの花嫁姿は本当に綺麗で少し泣いてしまいました。 だってプロの音楽家のお兄さんが式でクラシックギター弾いたんですよ…そりゃ感極まるもんです。 あ、因みに昭和40年代の売れない歌謡歌手のように見えるブライズメイドが私です。
親友の彼氏は無精ヒゲがあったころはヴィンセント・ギャロにそっくりだったのですがヒゲを剃ってスーツを着たら最近多い身だしなみを気にするバンドとか私が昔から好きなUKインディーズっぽいお兄さんになりました。 別の友だちと一緒にPulpのJarvisみたいだーと大はしゃぎ。
そういえば今回一番しょっぱかったのは花嫁のブーケトス。 私たちは誰も欲しくなかったのでモーゼの海みたいな感じに人が避けてブーケが床に落ちました。 当たり前なのですが花嫁は傷ついて再度トスをすることに。 とりあえず自分の目の前に飛んできたら仕方ないから受け取ろうということになったら私たちには初お披露目の彼女と一緒に来ていたレズビアンの友だちの腕の中に飛び込んできました。
うわーしょっぺーと皆で苦笑しつつも良いネタになりました。 ということでブーケ受け取り記念写真。
もうひとつしょっぱい話は花嫁の兄。 前述のプロのミュージシャンのお兄さんはすごく良い人で私たちもみんな仲が良いのですが彼は過去7年くらいすごい恋愛遍歴でそろそろダウンしそうでした。
まぁノイローゼ気味な彼女とかあなたの学歴は足りないとかあなたの収入が足りないとか罵る彼女はよくいるレベルかと思います。(因みに一番最近の彼女が収入批判していた子で、妹の結婚式直前に別れたのでホールの席順で隣同士…アイタタタ)
更に上を行くのは彼と別れた後に目覚めて女性と付き合い始めたとかコカイン中毒者だったとか。 それとかそのコカイン中毒女性に二股されていた上に相手が不明なまま妊娠しちゃっていたとか。 実は花婿も私の友だちと付き合い始める前にヘロイン中毒の女と付き合っていて結構ダウン寸前だったらしく・・・お前らどうしてそんな彼女ばっかり見つけられるんだよ。
彼は今住んでいるアパートの隣人で仲良くなった人がレズビアンらしく、彼女を観察して自分がゲイになれないか研究中だそうで(上手くいかないそうなのですがそれ以前にアホな発想だ) あんな性格が良い手に職もある人なのに不憫だ…
あ、あれ、なんで友だちの素敵結婚式の話がこんなネタで終わってしまったのだろう…
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