新古今東西お笑い見聞録



こだわり

2002年04月17日(水)

家にあるお笑い関係のビデオを
片っ端から物色しては見ているのですが
なかなか文章に書くまでまとまらないので
今日は私事なんですが漫才や落語を見るときの
こだわりを書いていきたいと思います。

私は落語が好きでテレビなどの番組も含めて
寄席などを楽しんでいるのですが、
落語を見るときのかなり偏った楽しみを持っています。

落語の流れはまず出囃子が鳴り落語家が出てきます。
そして挨拶があり、枕が始まります。
そして本題が噺され落ちがあり終わります。

落語家が出てくるときの出囃子は一人一人違うので
その出囃子を楽しむということも一つにあるのですが
私の楽しみは落語家が羽織を脱ぐところが
非常に楽しみなのです。

通常この羽織を脱ぐタイミングは枕から本題に入るところで
「よ〜し、ここから本題入るからちゃんと聞いてや〜」
といった合図なんだろうと思っているのですが
その噺をしながら羽織を脱ぐ動作が非常に好きなのです。

とくに三代目桂春団治の羽織の脱ぎ方は素晴らしく
軽く手を動かすだけで羽織が後ろに脱げ落ちるというもの。
その美しさには色気まで感じるほどです。
一度みなさんも注目してみてはいかがでしょうか。

そして漫才なのですが、漫才師がステージに出てきて
挨拶をするときにセンターにあるマイクをどちらかが
高さを調節することがあります。
私はその動作が、落語の羽織を脱ぐ動作同様好きなのです。

最近リハーサルでマイクの高さを各漫才師調節して
漫才師が出てきたときには好みの高さに
コントロールルームから動かすというところが
多くなってきているのですが。
それでもマイクを直す動作が好きなのです。

また最近の若手に多くなってきているのですが
終わったあとの「ありがとうございました」の
挨拶に独特の動きをつけている漫才師もいます。

これら色々こだわりがあるのですが、
やはり羽織とマイクは譲れないこだわりなのではないかと
自分で思ってしまいます。

みなさんも一度芸人の小さな動作に注目して
また別の楽しみを見つけてみてはいかがでしょうか。

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