2002年04月25日(木)
今回はタイトルが潜在能力となっていますが 内容はキングコングのことを書いていこうと思います。 過去にキングコングのことを書いたときに 西野の「間とテンポ」と梶原の「表情と動き」という話しを しましたが、先日梶原が靭帯損傷という怪我をしたとき 梶原の「動き」のない漫才を見たところにこの タイトルの潜在能力というものを感じたのです。
最初にキングコングの漫才を見たときに すごい新人がいるもんだと驚きました。 そしてそれからキングコングを見てきたのですが 先ほども書いた二人の考え方の違いが お互いの個性としてあらわれ融合しているところに 非常に面白いと感じたものでした。
しかし最近は少しテンポが速くなりすぎてるかなぁ というよりも漫才がのってくるとどんどんテンポが速くなる 傾向にあるようでちょっと落ち付いて欲しいなぁと 思っていたところでした。
それは先日その靭帯を傷めた梶原がいる キングコングの漫才を見たところ、非常に落ち付いていて 若手とは思えない、まさしくベテランの漫才をしていたのです。
落ちつきといい、間といいテンポといい 声のトーンも音量も非常に聞きとりやすい熟練者の漫才になっていました。 この漫才を見たときにキングコングの潜在能力の高さを 感じたわけです。
今後キングコングは漫才界を背負っていける存在だと思います。 だから今後も研究しより一層芸を磨いて欲しいものです。
|
|
|