2002年04月30日(火)
なぜか最近ここで古典落語を誉めて 最近の若手の笑いをけなしていることが多いような気がする なぜかと昨日一晩考えてみたのですが 今日の新聞を読んでなんとなくわかったような気がします。
どんな記事かというと、この4月から学校の指導要項がかわり 教科書が非常に簡単になりました。それに関しての投書で 簡単になることはいいことだと書いてありました。 内容は詳しくは覚えてないのですが、最近学力の低下が マスコミ等で取り上げられていますが それが最近の若手の笑いに影響しているのではと思うのです。
ここでは学力の低下というよりも知識の少なさを 問題にするのですが、古典落語や昔の漫才を聞くと それなりに難しい言葉が出てきます。 説明はしてくれるのですが予備知識がないと チンプンカンプンといったこともありえるのが そのころの笑いなのですが、多分そのころは 話す側も聞く側も当たり前のように知っている事だったのでは と思うのです。
さて最近はというと芸人も客も知識が減っているおかげで 笑いのバリエーションが少なくなっているのではないかと 感じるのです。
芸人もなんでもわかってもらえるのではなく どこまでわかってもらえるか考えながらネタを作る分 非常に苦労が多いのではないかとも思うのです。
最近の知識といえばほとんどの人がワイドショーからの 知識なのではないかと思うのですがそれを元に ネタを作るのは困難だろうと感じるのです。
そして知識の低下のためにちょっと高尚な笑いになると ついていけないということになり、ただの莫迦騒ぎが 安易に笑えるものとなっている現状ではないかと思うのです。
こんな事を書いているお前はどうなんだといわれそうですが 一応なんとかついていけるように日々勉強をしているつもりです。 ここにこのような文章を書く以上は恥ずかしくない 知識とボキャブラリーを備えようとしていますので 今後ともよろしくお願いします。
<そしてまた思うこと> 昨日とある日記で良い話を読ませてもらった 落語で師匠と呼ばれるほどの人の言葉だが なんども反芻してかみ締められる言葉だった やはり深いなぁ
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