「なにをやっている?はやく刺せ。」
「・・・。わかってる。」
手がうごかない。そう、この手を動かせばまちがえなく彼は死ぬだろう。時間が果てしなく長い気がした。
ズッ・・・・
嫌な音がした。
「キャァァァっ!!」
キリエの叫び声が響く。ああ、うるさい奴だ。
どうしたのかと思ったときに初めて自分の腹に後ろから突き立てられた刀の先が出ているのがわかった。
「ごふっっ。」
息が苦しい。血がこみ上げてくるのがわかる。次第に頭もぼやけてきた。
「とろい子は嫌いなのよね」
背後で冷ややかな声がする。聞き覚えのある嫌な声だ。
「あんたはっ!!」
振り向くと漆黒のマントを羽織った女がいる。
キリエの怒鳴り声も聞いていないようだ。
「お前は・・・。ごふっ。」
「馬鹿!!テイト!あんた、しゃべるんじゃないわよっ!
内臓でてるんだから、じっとしてて!」
・・・・なるほど痛いはずです。床ににじみ広がる
自分の血を見つめながら、ほんとにこいつに嫌われてるよな。
とおもった。覚えているのはそこまでだ。
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最近思いつきで↑のような詰まらん話をかいたり、
こんなサイト作る準備してたりで睡眠時間足りません。あほなことばっかりしてます。