徒然草日記...至都

 

 

婚姻に纏るはなし・2 - 2002年08月15日(木)

>婚約者

此の不確かな存在。
生涯を誓った相手でありながら
未だ互いに法的責任を負うモノでは無い。
そして容易に解消という名の元に他人に戻れる。

仕事上で知りあった或る方、本年とって43歳なのだそうな。
で、契約を進める都合上、保証人を立てなければならない。
それで何方か御親族の方を、と御願いしたら
「婚約者」というのが現れた。この方の年齢が42歳。

いやこの際年齢はどうでもいいのだけれど
「婚約者」というのは公的な「保証人」としては如何なものか。
という問題がある。
血縁でなし親族にも未だなってなし、法的な存在では未だ無い、
はずである。
何か事が起こってしまった時の保証人だから
此の件においては可能ならば親族が望ましい。というか慣例。
もしも途中経過で破談になってしまったら
此の契約下においては「保証人不在」の状況に容易になりうる。
此れは社会的契約的にあまりに大きな危険が伴う。

そして40代の男女の社会的常識が此のライン
というのが妙に気持ち悪い。というか、うさんくさい。
42-43前後の組み合わせにしては、
婚約者を保証人にとは、あまりに幼稚な発想と感じる。

というのは、此の年代のカップルで
以前に一度詐欺にあったことがあるからだ。
被害届を出したが未だに警察からは梨の礫。
最もこの時に騙されたのはウチの会社だけでは無く
本人の「婚約者と称する彼女」が最大の被害者になったのだが。

悪夢再来のようで気分が悪い。



...




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