ふうこの英国留学日記-その後

2002年05月29日(水) ラッキー餃子


昨日の夜、フラットメイトの台湾人ボーイに明日手作りの餃子
(*この手作り餃子というのは、中国人の夫婦の奥さんの留学に一緒にきてる旦那が、ここではやることがないから、と手作り餃子を作って、売る商売を学校内で口コミで始めたものです。値段は餃子100個10ポンド(1900円)、決して安くはないが、粉から作る手作りの水餃子は手間がかかるし、味も悪くないと、結構中国系の間では評判になっているようだ。)
を買ってくるから、一緒に食べないかといわれ、うーん、でもテスト前日で時間ないから、と断わっていたら、今日になって、「僕が買ってきて茹でてるから、あやこは部屋から出てきて食べるだけでいいよ。明日テストでしょ、料理する手間はぶけるし。出来上がったら、部屋をノックするよ」

と言ってくれたので、好意に甘えることにした。8時近くなって、うー、おなかへった、餃子はどうなったのかな?と思ってキッチンに行ったら、
「ああ、今ちょうど呼びにいこうと思っていたところ、一生懸命勉強してると思ったから、全部出来上がってから呼ぼうと思って」
とアツアツの水餃子が!! しかも、辛いソースや、刻みにんにくを添えた醤油の皿まで準備してあり、しかも、チキンと野菜の中華風いためものまで用意してあるではないか。。。

なんだか今日は、あせって、勉強に集中できなくて、瞑想したりして、自分を落ち着かせていたのだが、美味しい餃子とチキンを食べたら、エネルギーが充電された。
お返しに、あさっては彼のテストの日なので、明日の夜は、私がチキンの料理を作って、ごちそうすると申し出たら。
「一緒に食べる時間ないからいいよ。」
「いや、私が用意するから、チャンは部屋から降りてきて、食べてすぐ勉強にもどればいいよ」
「そっか、じゃあ、一緒にさせてもらうよ、ありがとう」

そこまで話して、彼が、「これって、昨日とまったく同じセリフだね、立場が逆になってだけで」と気がついて、笑いあった。

ああ、本当に、私はこんなフラットメイトに恵まれて幸せです。
あの餃子で運がついた気がします。明日の夜はひさびさに料理らしい料理をつくろうっと!


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ふうこ [MAIL]

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