2002年05月30日(木) |
試験終了と新しい課題 |
昨日で、試験が終わりました。この日記は時差の関係か、最近日にちが一日ずれておりました。餃子を食べたのは、イギリス時間では、28日の試験前夜で、29日の朝9時から最後の試験がありました。
試験に関していうと、一問目に選んだ、キリスト教がベニスのアートと建築において、どのように重要だったか?、というのには、まあまあ、答えられたが、二問目に選んだ、世界美術を学ぶ文脈上で、ベニスのアートと建築を学ぶことによって得られるメリットとでデメリットについて評価せよ(うちの学部は世界美術研究とWorld Art Studiesということになっているので)。。というのが半分くらいしか書けなかった。。。
こうやって、比べてみても、二問目の質問が難しいといういうことは、多くの人が感じるかもしれない。質問の選び方をまちがったかも。。。というのが、正直なところだ。
他の質問とどっちを取り上げるか、悩んだのだけれど、こういうもっと細かい質問より、私は、なんとなく、こっちにチャレンジしてみたかったというようなところがあった。マギーも、試験は単に持っている知識の量を示すものではなく、このコースであなたが何を学んだか、つまり、知りえた知識から、どういうことを理解し、考えるようになったか?を示すことがが大事なんだから。と言っていたことも影響したかもしれない。
しかし、具体的な例をあげながら、抽象的な結論を導くには、私の英語を書く能力と、時間が明らかに足りなかった。試験は、限られた時間内でどれだけ、論理的な回答を提示できるかということをみるものなのに。。。そこが、わかっていながら、ついつい、一つの例を詳しくあげることに(ヒエロニムス・ボッシュのベニスへの影響について、どうしても語りたかったのよ!)に熱中し、時間配分を狂わせてしまった。
まあ、終わったことを言ってもせんないし、後は野となれ山となれ。(でも、ちゃんと卒業できる、マスターには進学できる程度の成績でありますように!!)
そして、今朝郵便をチェックしたら、私の計算どおり二週間前にamazonで注文した、9月からマスターコースの予習用の教科書が二冊届いていた。 うーん、さっそく梱包をほどいて、パラパラページをめくっていると、慣れしたんだ芸術系の科目を捨てて新しい分野に飛び込むのだなあという実感がわいてきて、ちょっと、ビビった。でもそれと同時に、ドキドキ感も。 フラットメイトで美術史のマスターをやっていた彼女には、 「きっと、比較文化と翻訳を勉強することが、あなたの、美術への理解をもいっそう深めると思う」と言われ、勇気付けられた。
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