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「槞梛俚庵(るなりあむ)


時折綴

2003年06月04日(水) 室内楽部の一番長い日 -その2-

バイオリンを8年習っているとは言え、英才教育で習ってたわけじゃないし、
本人がバイオリンが大好きで、趣味としてレッスンを続けていたから、
いきなり難しいコンチェルトを初見で弾くなんて、到底まだ無理なお話。

なのにそれを顧問の偏屈じぃさまに、入部してすぐに「これ 弾いて」って
楽譜渡されて、その場で弾くように言われたのだって。

「どうせわたしは技術が伴ってないわよ」とふてくされてしまった姫さま。
気持ちはわかるけど―――。

初見は訓練でどうにでもなるもの。
これからばりばり練習して、見返してやればいいの。

誰でも壁にぶつかることはある。
それを打ち破るか、乗り越えるか、下をくぐるかして
どんな方法でもいいから越えたとき、それが自信と力になるの。

「やってやれないことはない」
昔、流行った言葉を教えてやったのでした。

それにしても―――
演奏会まであと3日しかないのに、偏屈じぃさまってば
「職員会議だから帰りなさい」ってみんなに言ったのですって。
ホントに大丈夫なのかな?

わたしが気をもんでも仕方ないんだけど。


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冰月まひな [MAIL] [HOMEPAGE]