友とは何か。愛とは何か。

MAD TIGERの
のも ...
〜〜  ヲ タ ク の 魂 1 0 0 ま で  〜〜


2003年06月11日(水) サックスを吹き鳴らす

どうも!最近調子のいいMADですがいかがお過ごしでしょうか。

一向にすすまない勉強だが、意外にもサクサクと頑張っている。
自分なりに機能の一覧なども作ったりして、なんか学生時代よりも頑張っている。
いまさら青春を取り戻そうとするかのようなこのザマだ。笑ってくれ。


で、PCを買おうと計画中。
いいかげんに、自分のPCが欲しい。
兄貴が組み立ててくれると言っていたから、PCUとかだけ買ってこようと思っていたら
「組み立ててやるなんて言った覚えはない。もし組み立てるなら時給いくらだ」
と無情な事を言ってきたため、諦めて既成のものにする。
本格的にローンを考えている。
そんな今日だが、いきなり楽器やに言ってサックスを衝動買いしそうになった。

仕事帰りにフラリと寄った楽器店で、目にとまった黄金色の楽器・・・
自分はバリトンサックス奏者だったわけだが、最近口寂しくて(←意味が違う)
あーバリサク欲しいと考えていたところだった。
しかし残念ながら黄金の輝きはソプラノ〜テナーまでで、バリトンの品揃えはゼロであった。
くそー。
低音楽器をバカにするな――。
そんな気持ちでパンフレットを漁る。と、声をかけてくる店員。
なにやら喋っていると盛り上がり、音楽の話になる。
なんか店員はMADが学生だと思っているらしく、安いやつ安いやつをすすめてくる。
しかもテナーである。
嫌いではないが、自分の方面ではない。自分は圧倒的に低音楽器タイプだ。
だいたい音が違う。テナーにはバリトンほどの渋さがない。
代金は安い方がいいに決まっているが、好きではないものにうん十万も出せないなぁ・・・。
そんな事を考えながら話していると、店員は「ヨシ!あれ見せちゃおう!」と言って
ちょっと待っててくださいね、とMADに釘をさして、スタッフオンリーの向こうへ消えていった。
しばらくすると、カイルベルス(メーカー)の箱を持って来ている店員の姿が。
カイルベルスというと、サックスの大手である。
たしかダルファー一家(キャンディ・ダルファーとハンス・ダルファー)
はカイルベルスだった気が・・。違ったかも。
で、期待してたら期待したとおりのものが出ましたよ!!




カイルベルスのブラックニッケルテナーサックス!!!




うぉぉぉ――――――――――!!!すげ――――!!!
感動して食い入るように見つめる。さすがに恐れ多くて触れない。
店員は「出したいんですけど、あんま出したくないという・・・」といいながら口篭もった。
それまでの話で、店員はサックスを大量に持っているサックスオタクだそうで、
おそらく”本当に好きな人”に貰ってほしいんだろうという事は簡単に推測できた。
とにかくスゴイ。黒光り。初めて見た。今で言うガンメタ的な黒光りである。
その美しいフォルムには感動しまくり。
ほっほぉ、いいものを見せてもらったと、触らずに済ませた。
なんか、自分が触ったら塗装がはげてしまいそうで。←腐蝕がすすむ

結局テナーを吹かせてもらう。
6年ぶりくらいか?もう始め吹いた瞬間はスピー言うたよ、スピーて。
ありえね―――!!スピーて!!なんじゃそりゃ!
まぁテナーは殆ど吹いたことがないから、一応の指だけは分かるが感触がいまいちわからない。
・・と、言い訳をしておく。
店内に響き渡る「スピー」と「ブピー」がなんとも物悲しい。
しばらくするとなんとかマシに吹けるようになったが、駄目だ!!

駄目だ、駄目だ!!

自分はもっと首にズッシリくるものを望んでいる。
(サックスは首からストラップをつけて吊るすのだが、バリサクはアホのように首が鍛えられる。)
そしてあの指の広げ具合。広げても広げても指が足りないような切迫した状態ではないと嫌だ。
店員にひとしきりお礼を言って、もっとパンフをあさって帰った。

けど、なんかテナーもいいなぁなんて思ったりもして。←浮気性

でもカイルベルスのブラックは、バリトンが余裕で買える程のお値段であった。
やっぱりいいものは高いんだと痛感した一日であった。




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