影山ヒロノブは真のロックンローラーだ!なMADですがいかがお過ごしでしょうか。
さて自称大人気コーナー「今日のジャケ買い」です!
ジャケ買い 【じゃけ―がい】名詞 CDなどを曲を聴かずにジャケットの絵柄のみで買うこと。 スリルを味わえるイチかバチかのバクチさが、ギャンブラー達の心を捉えて離さない。 ジャケットを見ただけで大体のジャンルは分かれる。
まず店にいってメタル/ロックのジャンルを見る。 視聴もする。メタリカは欲しいが、うちにはDVDが無いから、借りないと見られない。 しかも自分の曲がった反発心で、あえてメタリカは買いたくないなどと、欲しいのに欲しくないという まるで子供のワガママな心理状態へ。
その視聴機にあったCDを視聴して、即購入決定。 曲を聴いてから買ったからジャケ買いではないが、
名前は「DAMONE」
ダモネでもダモンエでもなく、ダモーンと読む。ダダッ子のような名前。←言うな アルバム名は「FROM THE ATTIC」 ボーカルは女の子。メタルというよりロックよりで、しかもポップ。 けど演奏は結構ハード。 曲がハードなのに歌詞が甘くて、歌声はややヘタレな感じがとってもグー。 80年代を思わせる、という批評が書いてあったのだが、まさにそんな感じ。 久々に「うぉぉぉぉ――!」という感じではなく、「キュン♥」とした。 自分の中ではAshとかAmerican Hi−Fiと同系統。 さわやかな青春ロックである。 それを必死に聞く自分。 そこには過ぎ去った青春を必死に取り戻そうとする、悲しい心理がはたらいている。
ところで自分はアヴリルラヴィーンが嫌いだ。 イキナリだが、嫌いだ。彼女のヴィジュアルは好きなのだが、態度が嫌い。 あれが日本人の憧れの外人だというなら大笑いである。 それに憧れて、ラヴィーン最高とか言ってる浅い女子高生はどっか行っちゃってください。
で、本来のジャケ買いに戻るのだが、今回は本当のジャケ買いはこういう事を言うのだという真髄に迫った。 一応見ていたジャンルはメタルなのだが、片っ端からCDを引き抜いてジャケットを見ていると、手が止まった。
名前は「CRADLE OF FILTH」
聞いた事がなかった。大体自分のジャケ買いのコンセプトは 「知らないバンド」で「ジャケットのいいやつ」で「曲を判断」だから、知っているバンドには手をつけない。 もう、じっと見つめてしまう程綺麗なジャケットである。 アルバム名は「Cruelty And The Beast」 日本語訳「鬼女と野獣」(笑)。訳し方がオモロイ。 女の人が血の風呂に浸かっているジャケットなのだが、裏も最高。 女が(多分表の人と一緒)ガイコツの乗っかった玉座に座っている。 で、何がスゴイってCGの加工がスゴイ綺麗なのだ。 そんな雰囲気で今までジャケ買いをした事がなかったから、本当に「ジャケット」だけを目的に購入してしまった。 ジャケットを見るかぎり、ゴスっぽい・・。 あんまゴスは好きじゃないんだよな・・けどそれをカバーするくらいジャケットに惚れこんで購入してしまった。
家に帰ってから聴いて、やっぱりジャケットを飾るだけにしておこうと決意。←オイ やっぱり、曲だとちょっと自分の方面ではなかったようだ・・。 けど全然買って損をした気にはなっていない。むしろ得。
最高の出会いをしたと思っている。
MAD TIGER地味作品集
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