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2003年07月19日(土) ある意味すごいかも

午後からテレビをみていた。
サスペンスドラマの再放送だ。

フランキー堺が主演で、
その他、船越栄一郎、萩原流行などが出演。
「視線」というタイトルのそのドラマは
あまりにもアホらしく、思わず最後までみてしまった。


定年をあと数ヵ月後にひかえた刑事に扮するフランキー堺が、
銀行強盗にフィアンセを殺された銀行員の女性とその上司(萩原流行)をめぐるどうでもよい出来事にこだわり続るという話。(フィアンセも行員。)

強盗に拳銃を向けられながらバックに札束を詰める萩原流行。
詰めながら萩原は視線を動かすのだが、動かした先は女性行員のフィアンセだった。フィアンセは今まさに机の下に隠されている警報ボタンを押そうとする瞬間!!
その視線に気づいた強盗犯は突然拳銃の向きを変えフィアンセを撃ち殺してしまう。
直後に強盗犯は無事逮捕されこの事件は解決する。
それから数ヵ月後、萩原と女性行員が結婚。
そこでフランキー堺は疑問を抱く。

そして、萩原が視線を故意に動かしたと確信するフランキー堺は、萩原流行との接触を求めるためか知らないが彼の銀行へ毎日足を運び100円ずつ預金するのだ。

結局、萩原流行も死んでしまうのだが、(妻が『ホラ、あなた、あそこ!!』と指をさした方角を目で必死に追っている最中、工事作業中のショベルカーに頭をぶつけ死んでしまう。アホらしさ満点!)
毎日100円ずつ預金したことにも何の深みも感じられず、視線を故意に動かしたとしてもドラマ自体に何の厚みも出ず、

「だからなんだったの?」

という感じ。

結局、フランキー堺が神の代わりに裁きを下した…っぽい話になって

「でも、オレも後味悪いよ。人一人死んでしまったもんなー。」

と、これまたなんとも薄っぺらなセリフでドラマが締めくくられる。



変なの。
でも変すぎて忘れられない。

その直後
同じチャンネルで高橋英樹主演で有名な「船長シリーズ」の再放送があった。
これは「土曜ワイド劇場」のシリーズらしい。

先ほどのドラマでは、フランキー堺の部下役で登場した船越栄一郎が
船長シリーズでは高橋英樹の部下で一等航海士の「児島」という男の役に扮していた。

「トイレに行っている間に、『あれ?刑事から航海士に転職したのか?』と混乱している人がたくさんいるのでは。」

と旦那助が心配していた。


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