散書
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って、考えてみれば、「神事」なんだよな‥‥
親に家を追い出されるような形で、下の弟(11歳)と、お祭に行ってきました。京都市は下鴨神社で行われるみたらし祭の、足付け神事、というやつです。 例年は梅雨明け直後、くらいなのですけど、今年は梅雨が長引いてるようなので、雨が降りやしないかと心配しながら出発。 行き道は元気に喋りながら、それなりにペースは落としていたとはいえ、俺と併走できる速度で自転車漕いでた弟も、帰りは疲れ切ったようで、口数も少なく、自転車の速度もかなり落ちていました。まあ、長距離用でもない俺より早い自転車なんて、京都市内では滅多に見かけないので、そりゃあ速度調整していたとはいえ、俺についてきてたんだから、小学生には大変だったことでしょう。案外平気そうについてきてたからあんまり気にしなかったけど、もう少し速度を落としてやれば良かったかと。 神社で川を歩いてろうそくに火をつけ、それを所定の場所に移すという神事ですが、今年はそんなに風も強くないのに何度もろうそくの火が消えて、悪戦苦闘。周りでもそんな人が多発していたようです。 そしてこの川の水が、毎年毎年、すっごく冷たい。氷水でも流してるんじゃないのかってくらい。友達や恋人、家族と来ている人なんかだと、川に踏み込んだ途端、その水の冷たさに悲鳴や嬌声を上げています。結構遠慮のない水温です。 神事自体は、先に書いたように、川を歩いて所定の場所にろうそくの火を運び、これで無病息災を願う、というもので、ろうそくの火が消えたりさえしなければ、すぐに終了という簡単なもの。そして弟にとってはここからが本番、家を出る前に母親からもらっていたお小遣いでの、出店巡りの時間です。 デュエルマスターズとかのカードゲームやってる弟は、景品にそのカードがある屋台を二軒巡って、あっさりともらったお金を使い切ってました。食べ物もそれなり色々あったのに、あっさりと。 さすがに見かねたので、たこ焼きとかき氷を買って、分けてやりました。やはり子供は花より団子。 あとは、みたらし祭といえばこれ、というみたらし団子を家族への土産に買って、参道で蝉の幼虫が脱皮している最中の姿を目撃したり、疲れて言葉数が少なくなってきた弟と他愛のない話をしながら帰宅。 概ね毎年行ってるお祭ですが、果たして、来年は行くのやら。
しかしながら、どこでもそうなのかもしれませんが、このお祭、年々、出店の数が減ってきています。なんというのか、祭といえば出店、というイメージがあったので、なんとなく寂しいです。 でもそんな中でも、浴衣を着た女の子、というのはなかなか減らないもので(絶対数は減ってるのかもしれんけど、多分、比率はそんなに変わってない)。うん、良い目の保養になります。 それにしても、あんな神事に浴衣なんて着せて連れて行ったら、かなり裾をたくし上げないと浴衣もべたべたになるぞ? とは、みんなはあまり思わないようですね。
ラジオ体操なんて健全なもの、俺は小学生の頃から縁がなかったなあ。
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