散書
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2009年10月08日(木) 人間はミスをする生き物

だということを心に刻んでおけば、おおらかに生きられると思う。


かねてから欲しかったみっつのものの内、ひとつを買いました。結構な思い切り。
EDIROL、MA-15D。
基本的にモノトーン嗜好の俺としては、ほんとはMA-15BKが欲しかったのですけど、店舗在庫がなかったらしいので、まあさほど拘ることでもないかと、Dで妥協。
なんで急にスピーカー。って、なんか、こう、仮にも趣味で音楽作ってますってやつの制作環境であるPCのスピーカーが、所詮1万弱とかのCDプレイヤーのスピーカーよりへちょいとなれば、なんか俄然、良いものが欲しくなるというものですよ。
いやしかし。
スピーカーひとつで、ここまで音楽の表情が変わるものなのですね。ゼロがひとつ増えただけのことはあるぜ。
まあ正直、買うときは、在庫が店頭ディスプレイされてる現品限り、ということで、他の客のイタズラとかが気になったのですが、多少埃被ってた程度で傷もなく、特に問題なく動作しています。ほっと一安心。
で、笑い話。
ディスプレイされていた現品限りの品物ですので、同じくディスプレイされている他の機器との接続や電源を外して再梱包するわけですが、家に帰って箱を開けてみれば、電源ケーブルが入っていなかった。
どう使えと。
というわけで、お店に電話して、電源ケーブルだけが残っていたらしいことを確認、取りに行きました。
行ったはいいけど、店員さんの恐縮すること。こっちがやりづらいくらいです。こちらとしては、人間はミスをする生き物だという前提が頭に染み付いているので、たかだか自転車で15分程度の距離を往復する程度の手間で腹を立てたりしないのですが、やはりこの感覚は世間とはずれているのでしょうか。ということを考えずにはいられないくらいの恐縮っぷりでした。
そういった経緯と、これまで使っていたスピーカーが\980だったか\1'980だったかという安物だったこともあって、音の違いに感動さえ覚えます。
試しに音楽ファイル再生したり、東方で遊んでみたりしたら、すっかり時間も過ぎてしまいました。でも、こういう形の刺激も、創作意欲に繋がるものですね。改めて音楽作りたくなってきました。といいつつ、音楽垂れ流しながら小説書いてたのですけど。
まあ、ひとつ難を挙げるなら、やはり大きさが増したので、机の上が狭くなったことでしょうか。前々から言ってるけど、やはりいい加減、片づけねば。

片づけようといえば。
これまで使っていた安物スピーカーの箱が見当たらなくて、片づけに困ってます。さて、どうしたものやら。


今日は仕事が終わってさて帰るぞというときに、自転車の前輪がパンクしていました。しっかり画鋲を踏んだかのような刺さり方でしたが、あそこの駐輪場、やたらパンク危険度が高いんですよね。多分、誰かが常習的にそういうイタズラをしているものと。しばらくなかったけど、何度やられたことか。
こういうのも、警察に届けた方がいいのでしょうか。とか、そろそろ考え中。
それとは別に。
パンク修理をしてもらうために行った自転車屋で、修理完了した自転車を受け取るとき、ついでに点検したのですが、といった前置きで聞いたところによると。
まず、チェーンを結構限界まで引っ張ってあるので、今度外れるようになってくると、交換になる。次に、今すぐどうというものでもないけど、後輪が傷んできているので、交換が必要になるかもしれない。そして、その両方を修理してしまうと、新しい自転車が一台買えるくらいの費用がかかる。らしい。
‥‥自転車の耐用年数とか、そういう基準ってあるんだろうか。例えば、タイヤ何万回転とか、走行距離何百キロとか。
メーカーが、どの程度の基準で考えているのか知りませんが、俺の自転車って、代々短命な気がします。今乗ってるやつ、ひょっとしたら3年経ってないんじゃなかろうか。もしかして俺、自転車酷使しすぎ?
でもそんなこと考えてたら、通勤もままなりませんからねえ。どうしたものやら。
自転車ほども単価が張るものを、俺は消耗品とは考えられないので、困ったものです。
いっそ、頑張って奮発して、長距離走行用の自転車を買った方が良いのでしょうか。でも、良い自転車を買おうと思うと、それだけで今日買ったスピーカーが五台くらい買えたりするので、果たして俺は自転車にそこまで出せるだろうかとか。

でもまあ、普通に考えて、俺のように、3ヶ月ほどの間しか置かずに、チェーン張り直してもらいに自転車屋を訪れる人なんて、滅多にいないだろうとは思う。やっぱり酷使しすぎなんだろうな。


台風の影響、大したことなくて良かったです。酷いところでは相当酷いようですが、この辺りは本当に台風が通過したのかと思うくらい平穏でした。
俺にとって直接の関係がある範囲で被害が出たといえば、うちの店のスタッフが子供を預けている託児所が、暴風警報で休業して、そのスタッフが子供を預けられずにシフトをドタキャンせざるを得なくなって、フォローに手を取られたくらいでしょうか。
しかし、こうして考えると、京都市って災害に強いんですね。京都市が台風で甚大な被害を被ったという話は、生まれてこの方、ずっと京都で過ごした俺も経験がありません。
京都を脱出して行く先も、災害に強い町だといいなあと、少し思ってみたりしました。

あと、冬はどれだけ雪が降っても寒さが穏やかだと、なお良い。


LEDライトが眩しくて嫌いなのですが、色んな機器でこれが標準搭載されつつある現状をなんとか。


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