-殻-
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声をかけてくれればいいのに。
なにか言いた気に後ろをついてくるだけじゃなくて、 ひとこと伝えてくれればよかったのに。 結局今日僕が誘って、そしたら、 本当は月曜から行きたかった、なんて。 まあ、いいんだけど・・・。 どうにもよく分からないんだよな。 僕が勝手に思い込んでいるだけにしては、 君は僕に近過ぎやしないかな。 それすらも僕の思い込みで、 誰に対しても君はそんな笑顔で、 まっすぐに見つめ返しているのかな。 いや、そんなことはないよね。 僕だけに向ける表情が、あるよね。 これだけ一緒にいるんだもの、 僕しか知らない君が絶対にいるはずなんだ。 それを信じたいな。 信じても、いいよね。 君は今日も、何も言わないけれど。 INDEX| PAST| NEXT | NEWEST |