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2004年10月04日(月) 朝方のロンドン

朝方のロンドンの町はとても静か。
私は家はねノッティングヒルの駅一本渡ってすぐの所です。
そこは、土曜日ポートベローマーケット狙いの人であふれ返る街なのだけど、とは対照的な日曜の朝。とてもとても静か。

土曜の夜は誰かの家でチェスをしたり、パブで飲んだり、一晩中皆と踊ったりして、
その余韻冷めぬまま2階建てバスの一番前に座って帰る朝、
この街にヒトリポッツンとおろされると、今この時間は現実なのかなって思ったりするんだ。

「もっともっと、遊んで楽しんできなさい。」
と久しぶりに電話をかけてきた父に言われた言葉。

私の留学はずっとずっと生きたかった国で
ただただ純粋に生活をしたくて、そして英語を使っていたくて、それできているのだと言う事、
それから素朴な焼き菓子や、暮らしのスタイルを感じたくてここにきているってこと、
だから堂々、学んで遊んで感じて帰ろうぞ、と、うきうきする気持ちがまたぐぐぐーっと復活。

私は私の人生のご褒美で今ここにきているんだった。
そしてこなかったら後悔するって知っていたよ。

現実離れしているなって今思うこの時間は、明らかに私の毎日。
それを作ってきたのは私や私を好いてくれる皆のおかげだからこの毎日を大切にしようっていつも思い直す。
3日間も寝込んでいる場合ではなかった。へへ。

私は朝いつも同じ時間に目がさめてしまうんだ。
だから今誰もいないキッチンで牛乳いっぱい入れてミルクティーを飲んでいるよ。
フラットの皆は週末思いっきり遊んで
今日はぐっすり寝ているから、日曜の朝の家は家中でシーーんとしている。

このゆるくて、やわらかい空気がいっぱいの私の家の中や、
町も、公園も、道も、それから人も、
その全部が大好きと思える今は、私の大切な現実たちなんだ。


nico |MAILHomePage

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