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2004年10月11日(月) |
皆が優しくて泣いたこと。 |
小さい頃読んだことがある景色だって思った. それは日本じゃない何処かの空だって事は間違いなくて、澄んだ深い青の中に白くて大きい雲が浮かんでいる物.
今週末coventryのイギリス人の家に遊びに行った. その彼とrikaは恋人ではなくて、本当の友達.日本にるときからの友情を育んできた仲.
留学してからも良くあっていたけど、いつも生まれ故郷に来いと言ってくれて、それに甘えてお邪魔することにしたの。
駅で彼が待っていて、車でしか回れない街コッツウオルズすべてを回ってくれたよ. そのあと彼の家に着いて、ドアのベルを鳴らしたらrickyのママ・クリスは大歓迎で私を迎え入れてくれた. そして山のように日本のことを聞かれて後、クリスとその友達、お父さん皆で、タイ料理のお店へ. そのあとも彼の友人たちが集まってくれて、大学内のパブへ行ったよ.
「この小さい町で日本人に会うことは無いよ.だから一週間日本のことをずっと考えてみた.」 と皆に言われてまたたくさん質問を受けたよ.
夜は彼の家でお兄ちゃんと3人でトランプをして、 その後クリスにつれていってもらった私が泊まる部屋は本当に素敵で、でもお化けが出るのかもと思うくらい広かった. それでも今日彼の家族や友達が私を迎え入れてくれた優しさが、作られたものではないことはびしびし伝わって、 それからクリスが私の母に似ていて、ものすごく疲れていたけど、何故か泣けてきた.
日曜の朝は防寒対策をばっちりして、彼や友人たちの近所のサッカーチームの大事な試合を見に行ったよ.
そのグランドはすごく広くて、ここでもたくさんのイギリス人にお会いして、 また皆が私をきずかってくれて、でも私もその中に溶け込みたくてがんがん入っていったよ. rickyも兄のような目でうれしそうに見てくれてた.
で、はっと気づいたら広いグランド、皆のプレーその上に昔みた絵本の中の空がぽっかり浮かんでいて、 あぁ、本当に存在するんだって思ったら、この田舎のただ何も無いグランドでサッカーをしている皆とその優しさと空と雲が、どんどんぼやけて涙が泊まらなかったんだよ.
rickyはそんな私は実は面白いというよ. rikaはいつも泣いたり笑ったり怒ったりを作るねぇと言うよ. 私も本当だと思って、なんだか泣きそうだったのにまた笑ってしまった.
彼のおかげで特別な経験が出来て、それからカントリーサイド更に大好きになって、充実した週末だった.
帰りの電車がくるまで家族の皆がいっしょに居てくれて、口々にまた来いとか、いろんな事を言う. それからrickyはiknow we can stil be brother sister.なんていう. ぼろぼろ泣く私をけらけら笑う彼と、すごく不思議な友情が育めたことを幸せに思うよ.
私の英語はぺらぺらじゃない. 英語を母国語とする人の前ではずっとしゃべれないって思ってた.ましてやその数が増えたらなおさら. でも私は今回、日本の事私のことを話したくて、そして皆の輪に入りたくてどんどん入っていったら、皆もどんどん私を囲んでいたよ.
国でも言葉でもないって思う. 私たちは一人の人で、皆が一対一、怖がることは一つも無いよね.
だからその皆のいつも近くにある限りない自然をみて、涙が出て、この先また何年かは会えないのかなと思ったら本当に本当に悲しかった. でも私は今ここに居るのだから、その時間、皆に会えた事、景色をすべてを心に残していきたいとおもうの。
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