一日後記

2004年08月21日(土) 雲間。

暗闇から段々小窓の外が明るくなってくるのが分かった。
殆ど時計を見ていなかったので、
そこで改めて徹夜していたのに気付いたほど。


  走ってくるかな。


午前5時、身支度と愛車の点検と
相方の朝食代わりの梨をむいて冷蔵庫にしまう。
可燃ごみを全部まとめて先に出しに行く。

午前6時、テーブルに書置きを残して家を出た。
相方は7時半に出勤だから、私が帰る頃にはいないだろうし。

空を見上げると雲が高い。
その間から差す朝日が、雲をレリーフのように見せている。
風はいつものように川下から吹いているけれど、
湿気が少なくて気持ちいいくらいだ。
実際、土手上から新宿のビル群が霞まずに見えていて
目と肌で秋を感じた瞬間。

走っている間、ただ一つのことしか思い浮かばない。


最近早朝に走ることが多かったからか、割に脚がよく動き
多少の向かい風でもあまりバテなかった。
体力的なものはもう大丈夫だろう。

途中いつもぼんやりするところで休憩を取り、午前8時半に帰宅。
すっかり雲のレリーフはなくなって、空も青くなっていた。

で、帰宅早々義父の小言。
『亭主が一生懸命働いてるんだから、あまり遊び歩くのも…』
一瞬腹が立ったが、朝っぱらから揉め事は起こしたくない。
というか、起こせずに毎度ぐっと飲み込む長男の嫁。

その後相方にメールで当り散らしてしまった。


 < 過去  INDEX  未来 >


Haruki [MAIL] [HOMEPAGE]