兎に角日記
三日に一度は兎に角と書いてしまう。

2002年08月15日(木) タイムマシン/猫の恩返し

久々! 映画館に映画を見に行くのはやっぱりイイなぁ。
本命はタイムマシンだったのだけれど、猫の恩返しも見たくて見てきた。
ネタバレあり。
あまり期待して読まないように。

タイム・マシン/
大学で物理学を教える主人公が、恋人を暴漢に殺されたことをきっかけにタイムマシンを作り過去を変えようとする。だが叶わず、彼はならば未来へ行き、過去を変える方法を探そうとする。
基本的には、本家タイムマシンと同じ。未来の設定とかね。
でも、デザイン的にはものすごく良かったな! タイムマシンの作りもそうだけれど、近未来は兎も角80億年後の未来は凄くオリジナリティあってよかったよ。少し子供だましだったけれど。あの敵役なんて、微妙にあれ…あれなんだっけ…宇宙人が光の屈折を利用して姿を見えなくするあの映画。あ、「プレデター」。あれに似てた。子供が見たらなくかも。ちょっと怖い。かも。というわけで敵は兎も角タイムマシンのデザインには溜息。それは映画館マジックということで、ビデオで見たらたいしたこと無いのかもしれないが、なんか涙が出てきた。
千と千尋〜見たときも思ったのだけれど、人の脳みその中には、まだまだ見たことも無いものが詰まっているのだ。音楽もデザインも。凄いことだと思う。
って、あのマシンを見てこんなこと思うのは私くらいだろうから、…だから、あんまり期待しないでね。マジで。

猫の恩返し/2002年 スタジオギブリ 池脇千鶴
声優さんを普通の役者がやることに、喧々囂々な気配。私は結構フツーの人でも上手ければいいなと思うので、どちらでも良い。
本編の前に、短編が3本。妙に色っぽいオープニングで心に残る。女の人の声が、峯不二子の声だと思ったら、だれかやっぱり女優さんがやっていた。
本編。
道路を渡ろうとしていた猫を助けたら、その猫は猫の国の王太子だった。お礼にきた猫の恩返しはマタタビだとか。大変迷惑。とか言ってたら、王太子の嫁なんかどうよ。と言われてそれもいっかな。なんてうっかり答えたら本気にされ、猫の国につれて居kれそうになる。で、猫の事務所に駆け込んで、それを阻止してもらおうとするんだが。
…ちょっとなぁ。…シナリオにもう少し捻りが欲しかったです。
ジブリ作品と比べてしまってはいけないのかもしれないが、少し物足りなかったな。メッセージ性とかそんなのは、映画にあろうが無かろうが面白ければ良いと思うんだが。…もうちょっと、もうちょっと……。
ところで池脇千鶴はいつからあんなふうに甘ッぽく話すようになったんだろう。大阪物語のときは、もっとしっかり話していたのに。
ファンはいるんだから頑張れよ。(私は違うけどね)

では、また明日!


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