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2006年04月14日(金)


あしたはコトバコへゴー。

■プロデューサーズ
ミュージカルの映画化ってあんがいと多いですね。記憶に新しいのはやっぱり「シカゴ」で、これは面白かった。あまりの轟音に耳がおかしくなりましたが…。

この作品は、面白かったのだけどいまいち乗り切れず。なぜだろう。よくできているとおもうんですけど。テンションが高すぎるせいかな。いちばんツボにはいったのはエンドロールの歌。ちょっとせつない。しかし、そうはいってもいろいろすごいことになってました。下品とはちょっと違うのだけど、でも品のなさがやっぱりひとつの見所だと思います。げーげー言い過ぎ(笑)。あとはとに重しをつけるのはちょっと(以下略)

ユマ・サーマンの出演作を久しぶりに見た気がします。想像を絶する足の長さでした。彼女のへんな訛りのしゃべりが可愛かったです。公式サイトで経歴を見てきたのですが、両親の経歴がチベット仏教学の教授に精神科医。面白いですね。

■ネバーランド
チャーリーがまだちっちゃいんだなー。ピーター・パンの作者の物語ですが、全体を通してやさしくていねいに描かれていて、しずかな心持ちになりました。このひとたちにとって、本当にこのように世界が見えていたのなら、とてもうれしいことですね。少し前に若冲の石峰寺図という絵を見て、お寺にいるひとたちが歌ったり踊ったりしているのがとてもしあわせそうで、それを思い出しました。ネバーランドというのはたぶん桃源郷なんです。

ケイト・ウィンスレットに対してのツッコミはあえてなしで(笑)。グッバイ・モロッコの時は、甕を投げてましたからね。