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2006年07月08日(土)


■銀河ヒッチハイクガイド(映画)
やっと見ました〜。面白かった。キャラクタはヴォゴン人以外はみんなイメージと結構違っていたのだけど、ぜんぜん気にならなかった。ここ大事なんだけど(笑)、ノリが小説と一緒なんですね。すごくいい感じ。悪く言えばイカレていて、よく言えば酔狂、みたいなあのノリが(笑)

ユーリちゃんが言っていたイルカの歌は、わたしはピーピーイルカ声で歌っているのかと思い込んでいたので、ようやく意味がわかってすっきりしました。ごめんねー。あの歌やばい。そうやってオープニング曲で笑わせつつ説明をちゃんとかねていたりして、ほんとよくまとめきったなと思います。ヒッチハイクガイドの画面の、カワイイのにどこかダサい感じとか、ヒッチハイクガイド自体はあまり活躍していなかったけど、細かいところまで面白かったです。

ただ、前半に比べて、最後がちょっと盛り上がらなかったような気はするかな。本読んでて、何が悲しかったかといえば、クジラのシーンがものすごく悲しくて、あと最後に出てくる惑星の案内役のひととのエピソードなども物悲しかったのだけど、映画のほうはかなりカラッと終わった感じでした。うろ覚えだけど、ラストちょっと変わってますよね…?

それにしても、映画でクジラのシーンを見ながら我に返ったのは、この話の中で、このシーンが一番悲しいとか思ってしまう自分の感受性が痛い(苦笑)。家どころか地球を破壊されたひとのお話ですからこれは…。でもやっぱり、そういう思考回路のねじのどこかがちょっと緩んでしまうような変な面白さが魅力の作品だと思う。


関係ないけど、早く梅雨明けないかな…。