木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2008年08月31日(日) 「それゆけ小学生! ボクたちの世界一周」

「それゆけ小学生!ボクたちの世界一周」を読みました。
小学5年生のボク、3年生の弟、それにパパとお母さん(なぜかこういう呼び方)で出かけた世界一周、1年間の旅の記録です。
小学生のたかゆき君が書いているので、ムスメもすぐに引き込まれたようです。
(私が読んでいたら、途中で奪われた…。)

世界一周のルートは中米→南米→アフリカ→中東→アジア。
(ちなみに私が行ったことあるのは、マレーシアだけでした。)
旅の途中、強盗に出会ったり、荷物がなくなったり、高熱を出したり、
いろんなアクシデントもあったようですが、
いろんな経験が彼を大きくしたことでしょう。
(旅先で出会った親切、戦争の傷跡、現地の子ども達との交流…などなど。)

また、テレビや写真で見たことがあっても、
自然というのはそのアングルではおさまりきれないものです。
(これはカナダに行った時に、思い知りました。)
それゆえ、山や滝などのスケールの大きさは
実際に行かないと体験出来ないものだと思います。
いつか行ってみたいなぁ…と思う場所もありますが、
小心者の私には、無理な旅ですね、きっと。(^^;

日本では当たり前だと思っていること(治安や電気水道など)も、
ひとたび日本の外に出たら当たり前ではない…
ふだんは忘れていますが、読んでいてそれをあらためて感じました。

この1年間の旅行をしてきたたかゆき君とひかる君、
きっとたくましい大人になるだろうなぁと思います。


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スズ [木陰でひと休み]

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