朝夕外へ出ては花を見ている日に日に盛りに向かう花を見ているこれほど多くの人が空を見上げる季節は他にないこれほど多くの人が一人微笑む季節も他にない花を見ている花の向こうは明るい気がする人それぞれに重ねる思いは違っても生命の息吹に心を洗っている花を見ている花を見ている淡い光を手土産に遠くで月も花を見ているあらゆるものが花を愛でている柔らかい・・・