気ままな日記
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| 2002年11月11日(月) |
桐野夏生原作「OUT] |
先日、映画「OUT」を観に行った。 同僚の妊婦さんが、暴力夫を絞め殺しちゃったことから、3人の仲間が風呂場で、彼の死体をバランバランに解体するところから始まる。 死体を切断する音、生手首、足首・・・と、思わず顔をそむけたくなる(でもしっかり見ちゃった。)場面もあったけど、どういうわけか、こんなに非日常な場面なのに、そこはかとないおかしみ、ユーモアが漂ってきて、ひとりで観にいったのに、思わず声を出して笑ってしまった。 死体を切り刻むなんていう行為も、ひとり鬱々とするから暗〜く陰湿なものになるのであって、パートの仲間と、日頃のお惣菜を詰める感覚でやってみると、案外こんなふうに、日常の風景のひとコマとして行われるものなのかもしれない・・・などと思えた。 淡々とした、いつ終わることやもしれぬ現実、雑用、日常から逃避したくて、「巻きこまれ」「振り回され」ていく・・・。 オーロラを見に、北海道の雪の平原を車で走るくだり、ともに追われるもののような感覚で、昂揚感を味わえた。
余談だけど、4人のうち、1番刑期が長いのは果たして誰なんだろう??
今年は観たい映画が目白押しだったので、よく観に行ったが、わたしの好みは「殺伐系」と「ほのぼの系」とに極端に分かれるようだ。
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