気ままな日記
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職場の病院の待合室に、子供向けビデオが置いてある。 今年になってDVDまで設置された。 先日、「天空の城ラピュタ」を上映していたのだが、あまりにも音量が大きく電話が聞き取れないほどだったので、課長が、 「おい!音量がでっか過ぎるじゃないか!!ちょっとは気をきかして仕事しろ!」と怒鳴った。 ビデオを操作するのはアルバイトさんの仕事なのだが、昼休み中で席にいなかったので、当然それは末席のわたしの仕事である。つまり、日頃のわたしの気の利かなさに対する、課長の積もりつもった不満が爆発したのである。 わたしはわたしで、日頃から 「なんで、至れり尽せり、子供の患者に媚びなくてはいけないんだろう。この忙しいのにビデオの面倒までみてられないわよ!」と思っていたので、自分の気の利かなさは棚に上げ、なんだかとっても不愉快になった。 そこで、音量を下げに行く振りをして、ブチッとビデオの停止ボタンを押してやった。 静かになった待合室―。そこへたまたま通りかかった総務局長が、ビデオが停止して、子供たちが騒いでいるのに気づき、医事課にかけこんできた。 「ビデオ、止まっちゃってるぞ。調子悪いのかなあ」 課長は総務局長にビデオの心配までさせては立場がないので、あたふたとビデオの具合を見に行った。 あとで、ビデオデッキやソフトの置いてあるところを見てみると、「天空の城ラピュタ」のケースに「故障中」の張り紙が貼ってあった。 どうやら途中で停止する不良品のレッテルをはられてしまったらしい。 単にわたしが腹いせに停止ボタンを押しただけだというのに・・・・。
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